世界のニュースを日本人は何も知らない4

※読んだ本の一部を紹介します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 今回はシリーズ4作目になります。

 世界には日本人の考えが通用せず、突然ナタで襲ってくるような地域もあるのだということを書いてきました。

 現在は、次に何が起きるかわからないような状況です。世界の人々と仲良く暮らしていくキッカケになりましたら嬉しく思います。

書籍情報

タイトル

世界のニュースを日本人は何も知らない4

校正 玄冬書林

編者 内田克弥

発行者 横内正昭

発行 株)ワニブックス

装丁 小口翔平、後藤司(tobufune)

フォーマット 橘田浩志(アティック)

印刷 凸版印刷(株)

DTP (株)三協美術

編集協力 山田泰造(コンセプト21)

著者

谷本真由美

著述家、元国連職員。現在はロンドンに在住。

 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験があります。経験と見聞から得た鋭いツイートが好評です。

出版

ワニブックス

世界を転々として働く外国人

UnsplashMarten Bjorkが撮影した写真

日本でのデジタルノマド
 日本でも在宅勤務制度を整えた企業は多くあります。しかし、続かず基本的にはオフィス勤務に戻ってしまう会社も多いようです。
 また、日本と海外の勤務という形でデジタルノマドを実践している人は、ほとんどいません。

 アメリカやヨーロッパの場合はコロナ禍前から在宅勤務を前提として運営している会社も多いのです。特にアメリカ、カナダ、イギリスは、フリーランスになって世界中のさまざまな場所を転々として、働きつつ生活するという人が増えています。

 すさまじいインフレのアメリカでは、アメリカでの仕事を維持したままポルトガルやスペインに移住し、田舎で激安の不動産で余裕のある暮らしをする人がいるようです。

 イギリスの場合は、資産運用と併用した働き方をしている人が多く、たまにしか出勤しない自営しない人がいます。ヨーロッパの温暖な地域や北アフリカに住んで、物価安の恩恵を受けているという人もいるようです。

 こういう暮らしが実現できるのは、受け入れ国のほうで柔軟なビザを発行しているからに他なりません。資産があれば長期滞在のビザを発行する国がコロナ禍の後も続々と増えています。これらのビザを発行する国々は、ロシアの脅威にされされている国々です。米国と安全保障がしっかりとあるわけではないので、一定の影響力のある人物を引き入れたいという狙いがあります。

日本のサービスエリア

作者: アポロパパ

 外国人観光客がレンタカーを借りて高速道路に入ると、ETCを通過するときの音声に親切な印象を受けるようです。

 トイレ休憩に寄ったサービスエリアには驚きを隠せません。トイレの数が多く、便座に座ると暖かいことに感銘を受けます。用を足して外に出れば、食べ物が売っている屋台、自由に飲み物が買える自販機が並んでいました。屋台の食べ物で小腹を満たし、中に入ってみると地域の特産品とお土産、フードエリアにはラーメン、牛丼、オムライス、スパゲティ、とバラエティー豊かで、まるで高級デパートのような感覚を覚えるのです。車の中で、つまみ食いしようと買った安価のポテチまで激ウマときます。

 外国人にとって、日本のサービスエリアは夢の国のようです。

ロンドンのカジノ

UnsplashPauline FIGUETが撮影した写真

 ロンドンはカジノがやたらあるところです。伝統的なポーカーやルーレットができる場所は中国やロシアからのお客で盛況しています。なぜか大きな金額を両替することができるのです。

 隣にはサッカーくじや馬券を買うことができる屋台があります。

 そうした場所の近くには必ずといっていいほど質屋があるので、レジャーに使うお金がなくなったら時計や指輪を買い取ってきれるのです。

 ロンドンの北には多種人種が暮らしており、ときおり敵対するグループ同士でナタや鉄パイプをもちだして乱闘になることがあります。

 路上にはKFCなどの揚げ物を代表するファストフードが立ち並び、店内でも物騒なことは度々起こるようです。チョコレートバーを揚げたものやドーナツ、ケバブの屋台も見かけます。屋台の場合は透明なケースに日光が当たって、何日放置されているかわからないものが売られているので、チャレンジしたい場合はお腹を鍛えておく必要があるでしょう。

 ロンドンの西側も灰色でおすすめです。イギリス人に出会った「ぜひスラウへ観光に出かけたいです」と力説してみてください。

現場の見聞に勝るものなし

Никита ЛазоренкоによるPixabayからの画像

 実際に現場へ出来かけて実物を見ることは重要です。街中に入り、お店や建物をみること、実際に人に会ったら話を聞くことが大切になります。

 現地の情報は、文書化されて転がっている情報の何百倍も価値があるのです。

 経営のコンサルでも、受付の様子やトイレの清潔さなどを確認します。社内に入って、聞き耳を立てるのも重要です。

 確かに英語ができると有利ですが、大事なのはコミュニケーションを取ることが目的なので、上手に話せる必要がありません。自信をもって英語を使いましょう。

 広く視野を持ち、柔軟性を意識して、様々な人に出会い、オープンマインドを持つことで重大なニュースを知ることができると思います。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 聞いたような話が多かったような印象がありますが、海外にそこまで関心が無かった人にとっては衝撃の内容になるのではないでしょうか。

 実際に目でみてきた事実が記述されているので、海外の生活を知るのには参考になる書籍になります。少し、面白おかしく書かれていたりもするので、楽しく読了できました。

 正直、著者が思っているより国民が知っていることが多いと思いますが、海外生活にあこがれを抱きすぎている人へオススメの一冊となっています。

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