70歳のウィキペディアン/著者:門倉百合子

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

書籍情報

タイトル

70歳のウィキペディアん

~図書館の魅力を語る~

発刊 2023年11月3日

ISBN 978-4-907126-61-2

総ページ数 207p

著者

門倉百合子

人生100年時代をWikipediaの執筆で満喫している独立系史書。専門資料を扱う図書館で仕事を重ねてきた。

出版

郵研社

もくじ

  • はしがき
  • 目次
  • 凡例
  • 第1章 ウィキペディアンへの道
    • 百科事典との出会い
    • 集合知を知る
    • ウィキペディアことはじめ
    • OpenGLAM JAPAN シンポジウム参加
    • 最初は野上弥生子の小説『迷路』
    • さまざまなウィキペディアンと出会う
    • スウェーデン大使館でWikiGap
    • ウィキペディア20年イベント
    • 友達をウィキペディアに誘う
  • 第2章 渋沢栄一記念財団でやった仕事
    • 渋沢栄一記念財団に至るまで
    • 渋沢財団での仕事
      • 社史と変遷図
      • ブログの発信
      • 海外へ発信:小出いずみさんのこと
      • 『渋沢栄一伝記資料』
      • アーカイブズの話
  • 第3章 ウィキペディア執筆記事あれこれ
    • ダンサー宮操子の物語
    • Wikipediaに『専門情報機関総覧』を載せてみた
    • 「古賀書店」の記事ができるまで
    • 翻訳に挑戦―マキューアンの小説『贖罪』
    • ルシア・ベルリンとファミリーサーチ
    • ベルリン音楽大学とグロボカール
    • シャリテーとワールド・ドクターズ・オーケストラ
    • 幸田文の小説『流れる』
    • 歌人長沢美津、五島美代子、五島茂
    • ニール号遭難事故とフランス郵船
    • WikiGapエディタソン2020:海外の女性音楽家3人
    • WikiGapエディタソン2022:日本の女性作曲家とウクライナ出身の歌手
    • Wikipediaブンガク7:吉田健一のケンブリッジでの3人の師
    • Wikipediaブンガク8:川端康成の翻訳者オスカー・ベンルとゲーテ・メダル
    • ロシアの話:音楽、小説、俳句
  • Wikipedia 執筆記事の記録 2023年1月~5月
    • 1月:国際文化会館図書室、日本の参考図書ほか
    • 2月:ガズィアンテプ空港、マリア・ステパノヴァほか
    • 3月:ニーナ・サドゥール、東京フィルハーモニー会ほか
    • 4月:鈴木米次郎、東京オーケストラ団、鬼頭梓ほか
    • 5月:ヤニナ・レヴァンドフスカ、国際俳句協会ほか
  • あとがき
  • 索引

さまざまなウィキペディアン

 OpenGLAM JAPAN主催の「ウィキペディア・OpenStreetMap 編集の実際」というイベントが開催されました。皆でオープンデータの地図を作るという興味深いものです。参考文献の使い方は皆経験豊富で、掲載事項にきちんとした典拠を次々と追加することができます。このときは「万座毛」という観光情報の記事を充実させました。

 私の関心は音楽や文学です。「Art+Feminism Wikipedia Edit-a-thon 2019」というイベントでは、アーティストの情報をウィキペディアに載せました。外国語記事の翻訳に取り掛かる人が数名おり、海外アーティストの翻訳記事などを作るときに役立つものを掲載していました。

渋沢財団での仕事、ブログ発信

 渋沢財団実業史研究情報センターでは「渋沢栄一や実業史に関する情報をウェブサイトから発信する」というのが仕事でした。

 1923年に起きた関東大震災のときの企業の対応を調べると、帝国ホテルや清水建設や資生堂や森永などの社史には多くの発見があったのです。「社史に見る災害と復興」というカテゴリーでブログに掲載記事を書きました。

 渋沢栄一に関する書籍は山のようにあります。どこから手を付けたものかと思っていましたが、ブログの原稿を積み重ねると、人物像や事績が具体的に浮かび上がるようになったのです。

ルシア・ベルリン

 美人が火のついた煙草を手に持つ表紙とタイトルにギャップのある『掃除婦のための手引き書』という書名がありました。この本は没後11年目にアメリカでベストセラーになった本です。

 著者のベルリンは生活のために掃除婦や看護師を勤め、コロラド大学ボルダー校で教鞭をふるい准教授だった人物です。

 翻訳中にいろいろ発見があり、そこからさらに別の興味も広がるので楽しく作業できます。チリの鉱山がでてきた脳みそを刺激され、南米の鉱山で失敗した政治家高橋是清を想起されます。渋沢栄一と同時代を生きた、ぶっ飛んでいる人物に似る動向を読むと何かと気になるのです。

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