書籍「才能の科学」

※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。

書籍情報

タイトル

才能の科学

人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

著者

マシュー・サイド

タイムズ紙コラムニスト。

 卓球選手としてイングランド代表1位を10年守り抜きました。世界的にベストセラーになった『失敗の科学』『多様性の科学』などの著者です

出版

河出書房新社

意味のある練習

 一部の仕事には深い集中が要求されます。消防士や看護師は常に能力の限界の活動が求められているのです。そうしなければ、人が死んでしまいます。

 だが、多くの仕事やスポーツで時間をかけてもまったく向上しないこともあります。自動操縦でのんびりやっても結果はでないのです。

 普通の人が練習するときには、楽にできることに集中したがります。エキスパートはうまくできないことをやろうとして、集中して継続的な努力を行うのです。

 世界に通用する水準のパフォーマンスは、少し手が届かないところにある目標に向けて努力すること、その繰り返し行うことで獲得できます。

才能主義の末路

 社員2万2000人をかかえていたエンロンは破綻しました。

 才能が知識よりも重要だという発想、上手な意志検定を推進してくれる経験の構築の無さ、エンロンの戦略には2つの不備があったのです。

 エンロンの社員は、「才能」のみを称賛する環境だったために、会社をクビになることを恐れて、失敗を隠蔽しました。自分たちがまちがっていたと認めようとせず、嘘をつくことを選んでしまったのです。

脳システムの移行

 カリフォルニア大学ロサンゼルス校で神経科学をけんきゅうしているラッセル・ポルドラックは、数々の脳イメージ実権をおこなって、長時間にわたる練習のあいだに起こる顕在記憶から潜在記憶への推移を追いました。

 初心者が技術を習得するときは前頭前皮質が活性化します。ストロークの制御はやがて触覚や感情をつかさどる大脳基底核などの領域に切り替えられることを発見しました。

 熟練すると、この脳の遷移により複雑な技の構成を滑らかな1つのかたまりにまとまられるのです。

 野球選手の一団に、音を聞いて飛んでくるボールを打ち返すように求めました。しばらくして、音がした瞬間にバットが上へ向かっていたか下へ向かっていたかを述べるように求めました。すると、自動化されていた行動が意識を向けるようになり、パフォーマンスが落ちたのです。注意しすぎることで台無しになることもあります。

遺伝的多様性

 黒人と白人が大きく異なるのは誰が見ても分かるように、差異がないはずがないと考える人も多いでしょう。しかし、見て取れる影響をおよぼすのは人間の遺伝子のごく一部だけなのです。

 人種の違いは、箱の外のラべルに書かれている内容が異なる程度となります。

 陸上競技は黒人が有利であり、遺伝的なものだといわれてきました。このことについて調べているピツラディス博士、スコット・トーマス博士らは、「ゲノム中の遺伝子3万個をすべてを調べるには、あと数年はかかるかもしれません。しかし、今の段階でも自信を持ってケニア人の長距離走における成功は社会経済要因だと断言できる」と述べています。

 エチオピアやケニアの人口の遺伝子には、かなりの幅があり、最近ではオーストラリア人や中国人などが追撃してきています。

 遺伝がなんの役割も果たさなかったということを示すものではありません。ですが、ほかのもっと強い力が作用していたことを強く表しているのです。

感想

サイト管理人

サイト管理人

才能、スポーツ、経験の科学をわかりやすく書かれています。

能力は後天的なことが大きいと証明するもので、人によっては勇気を与えてくれる書籍でした。

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