株式投資 勝ち方の本質/著者:杉村富生

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

書籍情報

タイトル

保存版 株式投資 勝ち方の本質

発刊 2025年2月26日

ISBN 978-4-7991-1305-9

総ページ数 230p

書評サイト ゴールドオンライン

出版社リンク すばる舎

著者

杉村富生

経済評論家、個人投資家応援団長。
有望株発掘に定評がある。

出版

すばる舎

もくじ

  • ◎はじめに
  • 第1部 理論編
    • <第1章> 個人投資家が知っておくべき大暴落の教え
      • 独裁者の急死が引き起こしたスターリン暴落 「暗黒の月曜日」と呼ばれるブラックマンデー
        • スターリンの死後、日経平均株価は100%の短期急落
        • ブラックマンデーの直撃を受けた日経平均株価は15%下落
      • 泡がはじけ飛んだバブル経済の崩壊 信用収縮が深刻化したリーマンショック
        • 1989年の大納会をピークに株価はつるべ落としの下げ
        • 金融市場、投資家 を窮地に追い込んだリーマン・ブラザーズの破綻
      • 想定外の巨大地震がもたらした平成の大惨事 史上最大の下げ幅を記録した令和の大暴落
        • 大引け間際に発生したマグニチュード9.0の大地震で株価急落
        • 4451円安となった2024年8月5日の日経平均株価
        • 令和大暴落の主因は日銀(植 田) ショック!
    • <第2章> 株式投資で勝つための3つのアプローチ
      • 中・長期の運用に有効とされる ファンダメンタルズ・アプローチ
        • 重要指標の分析によって株価を予測する
        • 景気に大きな影響を与えるのは金 利、為替、原油価格
        • PER、PBR、ROEで株式の本質的価値を知る
        • 最高益更新、黒字転換、増配の各銘柄に注目
      • 株価チャートで上げ下げを予測する テクニカル・アプローチ
        • 「株価は正直である」という相場格言の教え
        • 暴落日の逆行高銘柄は抜群に強い
        • ストップ高は一段高相場の号砲となる
        • 上昇相場に突入しやすい底練り、もみ合い銘柄
      • 投資期間によって使い分ける 分足、日足、週足、月足チャート
        • 日足で底打ち→反転気運を感じたディスコ
        • 反騰期待の南海化学、大相場形成 の新晃工業
      • 世の中の動きをもとに株価を判断する ジャッジメンタル・アプローチ
        • 「世相にカネを乗せよ」との相場格言の教え
        • 筆者が半導体関連の深追いに警 鐘を鳴らした理由
        • アメリカの住宅取得支援策で急騰した日本の関連銘柄
        • 「世相にカネを乗せる」ということを常に考える
    • <第3章> 株式投資で成功するための8条件
      • 条件① 最低限の投資哲学・ノウハウを身につける
        • 基本を知り、記事を読み、識者の話を聞く「投資の3K」
        • 血と汗と涙を流す「投資の3流」
        • 資金、商品、自分の性格を知る「投資の3性」
        • 相場観測術、 銘柄発掘術、売買術を身につける「投資の3術」
        • 資力、智力、胆力がもいう「投資の3力」
      • 条件② 現状を正しく認識する
        • 絶好調のときこそ、外部環境に細心の注意を払う
        • 行きすぎたドル高・円安が招いた株価急反落
      • 条件③ リスクマネジメントを徹底する
        • 買い気が強すぎると相場は反転する
        • 思惑がはずれたときの損切りは千両の価値がある
        • 自分なりの損切りルールを決め、忠実に実行する
      • 条件④ トレンドを重視する
        • 投資スタンスに即したトレンドで売買する
        • 続く流れに逆らうな。ついていくのが儲けの道
      • 条件⑤ 株価の位置、水準、方向を知る
        • 高値圏か底値圏か中段もみ合いか、株価の位置を確かめる
        • 時価が先の高値安 値に対し、どの程度の水準かを調べる
        • 株価が上向きでも高値圏では材料出尽くしに注意する
      • 条件⑥ 長期的な視野(投資プラン)を持つ
        • 大勢観がなければ大きな利益は得られない
        • 大勢観をつかむためには政府当局の姿勢、国策を注視する
        • 株高は内閣支持率の底上げにつながる
      • 条件⑦ 儲けよう儲けようとの心を捨てる
        • 欲に限りなし、地獄に底なし
        • どんな人気株にも株価には“限界点がある
        • またあると思う心のあさましさ、奇跡は一生に一度と思え
      • 条件⑧ 短期は順張り、長期は逆張り
        • 短期・順張り投資は高値追い銘柄の押し目買いが奏功する
        • 長期・逆張り投資では高配当利回り銘柄などの安値拾いが奏功する
        • 大波も小波もすべて逆張 、商いは急ぐべからず
  • 第2部 実戦編
    • <第4章>  短期投資の極意と注意点
      • 短期・順張り投資で狙いたい
        • 急騰銘柄と新高値銘柄
        • 急騰銘柄の初押し買いは成功率が高い
        • 青空圏を疾駆する新高値銘柄は絶好のターゲット
        • 強い銘柄が中期移動平均線を割り込めば絶好の買い場となる
        • 持ち合い後、上に大きく放れた銘柄も短期投資の対象となる
      • 短期・順張り投資では高値圏での売り上がり投資資金に余裕を持たせることが肝要
        • 買い増しは有効も安易な利乗せは厳禁
        • 信用取引のフルレバレッジ状態は破滅への道
    • <第5章>  長期投資の極意と注意点
      • 長期・逆張り投資で狙いたい 好業績、高配当利回り銘柄
        • 「麦わら帽子は冬に買え」が教えるシーズンストックの季節性
        • 人と同じこと をしていては大きく儲けることはできない
      • 長期・逆張り投資では安くなった理由を知ること ナンピンの是非を判断することが肝要
        • 「安物買いの銭失い」が示唆する低位株のリスク
        • 負け相場におけるナンピン 買いには要注意
    • <第6章>  ”杉村式”銘柄発掘法!
      • 株式投資の世界で50年超生きてきた筆者の歴史 自著は120冊以上、累計部数100万部突破
        • 「個人投資家サイドに立つ」をモットーに評論家活動継続中
        • 過去4年のメダル候補銘柄、勝負銘柄を検証する
      • コロナ渦の2020~2021年は連続掲載のイビデンが期待以上の大活躍
        • 2020年は半導体関連のイビデンが2倍の大化け
        • 2021年は2年連続掲載のイビデンが5割高、住友林業は横ばい
      • ウィズコロナの2022年は厳しい相場環境 日経平均最高値更新の2024年は主力株が急騰
        • 日経平均1割安でも2022年はINPEXが最大8割高
        • 2024年は東京 エレクトロンが最大7割高、日立製作所が9割高
        • 弁護士を目指して上京後、18歳で株式投資の世界に入る
        • 銘柄発掘のポイントはテーマ性と業績、そして需給
  • 巻末特別付録 自分年金のつくり方
    • 「長生きのリスク」に直面する人生100年時代 第2、第3の「生活の糧」を得ようじゃないか!
      • 物価高が続く長寿社会をどう生き抜くか
      • 公的年金を補完する自分年金づくりを始めよう
      • 優良株を毎月コツコツ買う株式貯蓄は自分年金の切り札になり得る
    • 杉村式”自分年金のつくり方 投資資金別モデルコースとは?
      • 投資資金50万円のモデルコース
        • 好業績、テーマ性内包の低位株を選別
        • 出遅れ顕著のJトラスト、業容変貌中のアイフル
      • 投資資金100万円のモデルコース
        • テーマ性プラス成長性を重視した組み合わせ
        • 5銘柄の年間累計配当は手取り2万7000円強を見込む
      • 投資資金200万円のモデルコース
        • 業績堅調、信頼性が高い主力優良株中心の銘柄構成
        • 住友商事と野村ホールディングスは連続増配中、三井不動産は膨大な含み益に注目
  • コラム【1】金が買われる状況が意味するもの(世界情勢の不透明感を反映!)
  • コラム【2】国民民主党が主張する政策(リベラル”な石破政権より右の政党!?)
  • コラム【3】すっかり貧乏になった日本&日本国民(改めて、資産運用の重要性を痛感)
  • コラム【4】2割益出し。10期半分手放し法(「蓄財の神様」本多静六先生の教え)
  • コラム【5】 ”はからずも”の投資は絶対にダメ!(成功の秘訣は塩漬けを増やさないこと)
  • コラム【6】大勢観をつかむのは基本理解が第一(ネガティブな考えは大きな流れを見失う)
  • コラム【7】資産運用の会社なのに、株主はみんな貧乏 (「辛抱する木にカネが成る」を証明した銘柄)

書籍紹介

 あるいはすでに投資を始めているもののなかなか成果が出ないとお悩みの方にとって、心強い一冊が登場しています。それが、杉村富生さんが執筆された「保存版 株式投資 勝ち方の本質」です。すばる舎から出版されたこの本は、タイトル通り、株式投資で勝つための本質的な考え方や手法を丁寧に解説しており、初心者から経験者まで幅広い読者に支持される内容となっています。
著者の杉村富生さんは、長年にわたり経済や投資の分野で活躍し、多くの投資家に実践的なアドバイスを提供してきた専門家です。その豊富な経験と知識をもとに、本書では株式投資の成功に必要な心構えや戦略をわかりやすく伝えています。特に、単なるテクニックや一時的なトレンドに頼るのではなく、長期的な視点で資産を増やすための本質的なアプローチに焦点を当てている点が魅力です。

 株価がどのように変動するのか、企業の価値をどう見極めるのかといった点が、初心者にも理解しやすい言葉で綴られています。さらに、著者独自の視点から、銘柄選びのポイントやリスク管理の重要性についても深く掘り下げられています。たとえば、財務諸表の読み方や、市場の心理を捉える方法など、実践ですぐに役立つ知識が詰まっています。

 投資は技術だけでなくメンタル面も重要だと杉村さんは強調しています。感情に流されず冷静な判断を下すこと、損失が出たときの対処法など、投資家の心理をコントロールするコツも丁寧に指南されています。これにより、読者は単に「儲ける」だけでなく、安定して投資を続けられるマインドセットを身につけることができるでしょう。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

株式貯蓄は自分の切り札になる

 リスクは伴いますが、値上がり益(キャピタルゲイン)に加え、配当(インカムゲイン)がもらえる株式投資こそが、自身の切り札になります。今後の生活の備えがあれば、平穏を獲得できるでしょう。

 切り札づくりは、株式貯蓄でしょう。備えの始動が早ければ早いほど、長く蓄財できます。コツコツと有望株銘柄を買い続けること以外に、敵う長期投資はないでしょう。

 株貯は銘柄選びが重要です。事業の継続性、財務内容、経営リスクのチェックをした上で、長い目で見たら評価額が上がっていくものを選択する必要があります。

購入リンク

created by Rinker
¥1,760 (2025/07/01 03:52:44時点 楽天市場調べ-詳細)

amazon

電子

created by Rinker
¥1,760 (2025/07/01 04:50:39時点 楽天市場調べ-詳細)

amazon

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です