ストレスフリーの整理術/著者:デビッド・アレン

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書籍情報

タイトル

新装版

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

発刊 2025年5月30日

ISBN 978-4-576-25042-7

総ページ数 395p

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出版社リンク 二見書房

著者

デビッドアレン

人材管理、幹部指導に実績がある。GTDメソッドは多数の新聞で紹介され、世界中で知られている。

出版

二見書房

もくじ

  • 謝辞
  • 改訂版について
    • 時代の変化
    • GTD 初心者の方へ
    • GTD 経験者の方へ
  • はじめに さあ、 GTD を始めよう!
  • 第1部 GTD の基本
    • 第1章 仕事は変わった。さて、あなたの仕事のやり方は?
      • 仕事は増える一方だが……
      • 武道家の「気構え」を身につける
      • 「やるべきこと」とうまく付き合うために
      • 行動こそが管理すべきもの
    • 第2章 生活をコントロールする GTD 実践のための5つのステップ
      • 「把握する」
      • 「見極める」
      • 「整理する」
      • 「更新する」
      • 「選択する」
    • 第3章 創造的にプロジェクトを進めるために プロジェクトプランニングの5つのステップ
      • “垂直的な視点”を取り入れる
      • ナチュラルプランニングモデル
      • ナチュラ ルではない” プランニングモデル
      • リアクション型プランニングモデル
      • ナチュラルプランニングモデルのテクニック5つのステップ
  • 第2部 ストレスフリー環境で高い生産性を発揮しよう
    • 第 4 章 さあ 始めよう 時間と場所、ツールの準備
      • 導入編・徹底的にやるか、気楽にやるか“小ワザ”から入るもよし
      • まずは時間を確保する場所を確保する
      • ツールをそろえる
      • 最後に必要なこと
    • 第5章 把握する 気になること” のすべてを把握する
      • 心の準備はできただろうか
      • 「把握する」 ステップの実行
      • インボックスにあるもの
    • 第6章 見極める インボックスを空にする
      • 「見極める」 ステップでの指針
      • 「見極める」 作業のポイント 「次にとる べき行動は何か」
      • 現在抱えている 「プロジェクト」を知る
    • 第7章 整理する 最適な受け皿を用意する
      • 基本カテゴリ
      • 行動のリマインダーを整理する
      • プロジェクトのリマインダーを整理する
      • 行動をとる必要のない情報を整理する
      • チェックリスト クリエイティブなリマインダーを作る
    • 第8章 更新する システムの機能を維持する
      • いつ、何をチェックするか
      • システムを更新する
      • 大局的なレビュー
    • 第9章 選択する 最善の行動を選ぶ
      • 4つの基準で現在の行動を選ぶモデル
      • 1日の仕事を3つのカテゴリで評価するモデル
      • 6つのレベルで仕事を評価するモデル
    • 第10章 プロジェクトを管理する
      • 必要なのは「1つ上の視点」
      • どのプロジェクトのプランニングを行なうか
      • プロジェクトに関する思考を助けるツールやシステム
      • さあ、実践してみよう
  • 第3部 基本原則のパワーを体感しよう
    • 第11章 「把握する」 習慣を身につけると何が変わるか
      • 個人的なメリット
      • 集団や組織レベルで「把握する」
    • 第12章 次にとるべき行動を決めると何が変わるか
      • 「次にとるべき行動」の発想
      • 行動の選択肢を明らかにする
      • 頭のいい人ほど放置してしまう
      • 「次にとるべき行動」の判断を組織のルールにするメリット
    • 第13章 望んでいる結果に目を向けると何が変わるか
      • 必要なことに目を向け、スピーディにこなす
      • 望んでいる結果に目を向けることが重要
      • 日常のさまざまなことをさばいていく達人になろう
      • あらゆるレベルで望んでいる結果を管理する
      • ナチュラルプランニングで何が変わるか
      • 組織を前向きな体質に変える
    • 第14章 GTD と認知科学
      • GTDとポジティブ心理学
      • 分散認知 「外部の脳」の価値
      • 「済んでいないこと」によって生じる負荷の軽減
      • 「フロー」
      • 「セルフリーダーシップ」論
      • 「実行の意図」 を通じての目標達成
      • ポジティブ心理資本
    • 第15章 GTD マスターへの道
      • GTDの3つの柱
      • 初級─基本の習得
      • 上級─人生の管理
      • 最上級─焦点 方向性、 創造性
  • おわりに

書籍紹介

 この本は、仕事やプライベートで抱えるタスクや情報を効率的に整理し、ストレスを軽減するための具体的な方法を教えてくれます。GTDとは「Getting Things Done」の略で、頭の中の「やらなければならないこと」をすべて整理し、行動に移すためのシステムを指します。忙しい現代人にとって、頭をすっきりさせ、集中力を高めるための実践的なガイドとして、非常に役立つ内容となっています。

 頭の中にあるすべての「気になること」を外部に書き出し、それを整理して優先順位をつけるプロセスが紹介されます。この方法は、複雑なプロジェクトから日常の小さなタスクまで、あらゆるものを管理するのに有効です。デビッド・アレン氏は、具体的な例を交えながら、どのようにしてタスクを「次の行動」に分解し、実行可能なステップに落とし込むかを教えてくれます。これにより、何から手を付ければいいのか迷うことがなくなり、行動に移しやすくなります。

 GTDが単なるタスク管理の手法にとどまらず、精神的な余裕を生み出すための哲学でもある点です。頭の中のモヤモヤを整理することで、創造性や集中力が高まり、仕事だけでなく人生全体の質が向上します。本書は、初心者にもわかりやすく書かれており、GTDを初めて学ぶ人でもすぐに実践できるように工夫されています。新装版では、現代のデジタルツールを活用した応用例も追加されており、スマートフォンやアプリを使ったGTDの実践方法も学べるでしょう。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

思い浮かんだことを頭から追い出す

 数分でいいので時間を作り、頭に思い浮かんだことをメモしても良いでしょう。

 メモを見て、本当に行動を起こすべきかどうかを見極め、行動する必要がないならゴミ箱へ、そうでないなら「いつかやるリスト」に書き加えることをお勧めします。目標を書いたファイルを用意するのも効果的です。

 後でメモを確認することで、具体的なロードマップを作ることもできます。今すべきかどうかを決めてしまえば、特定の物事に対して深く考えようと思う人もいるかもせれません。

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