※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。
目次
書籍情報
東大卒のファイナンシャル・プランナーが教える
届け出だけでもらえるお金大全

服部貞昭
ファイナンシャル・プランナー
新宿・はっとりFP事務所 代表
エファタ株式会社 取締役
KDDIでSEを経験し、2014年に独立。動画サイトでマネー系チャンネルを運営し、定評を得ている。
自由国民社
- 第1章 知らない人は損をする、「届け出だけでもらえるお金」
- 第2章 仕事・退職・転職でもらえるお金
- 第3章 結婚・妊娠・出産・育児でもらえるお金
- 第4章 住宅関連でもらえるお金
- 第5章 病気・ケガでもらえるお金
- 第6章 老後にもらえるお金
- 第7章 介護でもらえるお金
- 第8章 家族が亡くなったときにもらえるお金
- 第9章 生活が困ったときにもらえるお金
書籍紹介
この本は、自由国民社から出版されており、YouTubeチャンネル「お金のSOS」で人気を集めている内容が書籍化されたものです。登録者数が10万人を突破したという人気ぶりからも、多くの方がお金に関する実践的な情報を求めていることがわかります。
人生のさまざまな場面で活用できる公的支援制度を、届け出をするだけで受け取れるお金に焦点を当ててまとめている書籍です。結婚や子育て、病気やケガ、失業、そして老後や介護といったステージごとに、具体的な制度がわかりやすく解説されています。例えば、資格の勉強をするだけで最大256万円がもらえる制度や、結婚したら利用できる支援など、知らなければ損をしてしまうような情報が満載です。制度の細かい条件は必要最小限に抑え、重要なポイントだけを押さえているので、初心者の方でも読み進めやすい構成になっています。
セーフティネットのお金事典のような役割を果たすこの本を通じて、一生トクする知識を提供してくれます。制度を知っていても届け出の方法がわからないと活用できないという問題を解決するよう、わかりやすい説明が心がけられています。実際、私自身もこの本を読んで、意外と身近に利用できる支援が多いことに驚きました。日々の生活で少しでもお得に過ごしたい方や、将来の備えを考えている方には特におすすめです。
試し読み
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
フリーランスが将来もらえる年金を増やす方法

自営業者が加入する国民年金では、満額保険料を払っても月額69,308円しか支給されません。老後の生活費は毎月約15.5万円とされています。もう少し、支給額を増やしたいと思うのが普通です。
少しではありますが、「付加年金」という制度を利用することで、最大月額8,000円増やすことができます。8,000円の増額は40年間400円を追加で払った場合ですが、短期間支払うだけでも付加年金はコスパが良い制度となっています。
付加年金は2年間年金をもらえば元が取れます。通常の国民年金の場合は回収期間が10年ほどなので、それに比べるとかなりお得なのがわかります。
高額な介護サービス費用は後で戻って来る

公的介護保険で要支援または要介護認定を受ければ介護サービスを受けられます。自己負担の割合は1割~3割負担です。高額な介護費用は払った場合には、後で請求すると上限額を超えた部分が戻ってきます。
年収770万円未満の人であれば、毎月の介護費用の上限額は4.4万円です。介護サービスが上限額を超えると、自治体から支給申請書が送られてきます。提出して受理されると「支給決定通知書」が届き、指定した口座に振り込まれるという手順です。
申請は1回だけで良いので、2回目以降は超えた分が自動で振り込まれるようになります。初回の申請はサービス利用から2年以内と期限があるので注意しましょう。
自然災害で家が全壊したら最大300万円の支援金をもらえる

自然災害で支援金が支給される場合は、市町村単位で10世帯以上の家が全壊する災害が発生した場合などの基準を満たしている必要があります。
もらえる支援金は、基礎支援金と加算支援金があり、それぞれ別々で申請できます。基礎支援金は全壊、大規模半壊、中規模半壊の区別で分かれ、加算支援金は住宅の再建方法によって金額が変わります。仮に全壊なら基礎支援金100万円、加算支援金が200万円、最大300万円が支給されます。半壊であっても住宅を解体する場合には、全壊世帯と同じ支援が受けられます。
災害に合ったら、市区町村から罹災証明書の交付を受けたうえで支援金の支給を申請しましょう。