書籍「死なばもろとも」

※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。

はじめに

 出国直前、ポケットには110円しかありませんでした。

 27年間、アテンダーとして芸能人やタレントのドブさらいをしていましたが、多くの人たちは簡単にポイ捨てをしたのです。

 死なばもろとも。

 死ぬ覚悟さえあれば人生怖いことなんかありません。

 そうして多くの人が、スマホの前で熱狂するガーシーが生まれたのです。

書籍情報

タイトル

死なばもろとも

著者

東谷義和

出版

幻冬舎

曝露系YouTuber誕生

 日雇いの仕事も、いつまで続くかわからず、もう50歳です。心も体も限界に近づき、お金もなくなりました。

 曝露をするのは違うと思っていたため、曝露に関する執筆依頼は断っていましたが、今まで関わってきたタレントに連絡をつけて返事が返ってきたのは数人です。

もうええわ、コイツら友だちでもなんでもないわ
俺の頭の中には、世間の人が誰も知らん芸能界の闇が詰まっとる。これをカネにしたらええやん

 そしてバイト先の日本料理店の寮のモロッコ人と相部屋の部屋で、初めて衆力しました。

人のためにキレられるか

 「タレントがキレそうだな」と思えば、真っ先にアテンダーである自分がキレるようにしてきました。

 タレントが公衆の面前でキレたらすぐにネタにされます。人気商売で食べているその人のイメージを守らなければならないのです。

 タレントが気持ちよく過ごせるよう環境を整えるのもアテンダーの大切な仕事です。

フォロワーが命を救ってくれた

 チャンネル登録者数が120万人を超えると、地方テレビ局やラジオ局よりもよっぽど影響力が大きいのです。

 このポジションのおかげで、疎ましく思う連中が手を出せなくなりました。YouTubeで話題が沸騰しているのに、ガーシーの存在がテレビで触れられないなんて、そっちのが不自然です。

真面目にコツコツ生きてきた人

 毎日フォロワーと交流して、意外な事実が見えてきました。

 私のファンは20代もいますが、4割のファンは50代~60代なのです。

 つまり、この世代が不満をもっているということになります。真面目にコツコツ生きてきたのに、役員になれるわけでもありません。調子に乗ったイケメンが女、金を自由にしていいと勘違いして外道なことをしていたら、誰でもムカつきます。

 勘違いした人と戦う姿はダークヒーローのように見えるのかもしれません。

感想

サイト管理人

サイト管理人

特定の人物に対してどうのこうのという文章は飛ばして読みました。

タレントを守ってきたからこそ、情報を使ってお金を稼ぐことができました。人が怒っている揉めているというのは、一過性であれば一番視聴者数が獲得できるのだそうです。

数カ月で120万人まで登録者を獲得したのは凄いと思います。今ではch削除されてしまいましたが、こういう方法もあるのだなと感じます。

だれも真似したくない方法で、数字を獲得するというのも1つの在り方です。

個人的にはお勧めできない書籍になります。

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