通行客を来店客に変える「店頭集客」/著者:村越和子

村越和

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書籍情報

タイトル

たった10秒で入店率は決まる!

通行客を来店客に変える「店頭集客」

発刊 2024年5月14日

ISBN 978-4-495-54158-3

総ページ数 166p

著者

村越和子

株式会社ファンクリエイション 代表取締役、店舗活性コンサルタント
水回りメーカーで営業職を経験し、結婚を機に託児所付きの乳製品販社へ転職。1年でセンター長になる。

出版

同文舘出版

もくじ

  • はじめに
  • 第1章 入店率が上がれば売上が上がる!繁盛店に必要な「店頭集客力」
    • 店舗の売上改善3つのステップ
    • 「ファサード」を見直すだけで入店率がアップする!
    • 入店率が高い店のファサード5つの条件
    • 入店率が高いファサード
      • 何屋かひと目でわかる
      • 店内の様子がわかる
      • 遠くからでもわかる
      • 入口間口が広い
      • 入口周辺の演出をしている
    • Column コンサル屋がツアコンをやっている?
  • 第2章 通行客を入店客に変えよう!自店の見え方を確認する方法
    • あなたの店は見えていない⁉
    • 自店の見えにくさを確認する「顧客視点確認法」
    • 通行客の入店を決定づける2つの観測地点
    • 2つの観測地点から撮影・確認しよう①
    • 2つの観測地点から撮影・確認しよう②
    • 店前通行客の動線を見極めよう
    • 「10秒の法則」で通行客に何を見せたいのか?
    • Column 新しいターゲット層が取りこめた!お金をかけずに売れる店になった事例
  • 第3章 お金をかけずにすぐできる!入店アプローチ7つの方法
    • 誰でも簡単にできるファサード改善
    • 「歓迎感」を伝える売り場のつくり方①
    • 「歓迎感」を伝える売り場のつくり方②
    • 店頭演出で素通りを防止する
    • 販促物の設置数と設置位置を見直す
    • 色のかたまりで視認性を高める
    • 五感を刺激して人の記憶に残す
    • ファサードコミュニケーションを活用する
    • 店主の想いや商品のこだわりを視覚化する
    • スタッフ間の「共通ワード」で改善スピードを上げる
    • Column 立ち飲み屋のカウンターで五感の大切さ
  • 第4章 入店率が120%アップする!店頭販促物の使いこなし方
    • 店頭販促物を最大限活用して集客しよう!
    • 販促物は2つの目的で組み合わせる
    • 色統一で店のブランド力をアップする
    • 「視認距離」を意識して文字を選ぼう
    • 通行客はイラスト・写真・図で認識する
    • 地下や2階以上など立地が悪い店舗の工夫
    • セットバック店舗でも集客できる「レッドカーペット効果」
    • 宣伝効果は2倍!閉店後の店頭販促
    • 新時代のもうひとつのファサード
    • Column 売れる売り場づくりの「オタク」になりたい
  • 第5章 入店客を見せ奥へ誘引する!売り場のつくり方
    • 「入店客」を「来店客」に変えよう
    • お客様を店奥へ誘引すれば売上はアップする
    • 「目にとまらせる」場所を意識的に増やす
    • 衝動買いを引き起こす「多重配置法」
    • 「三角構成」でディスプレイの視認性を高める
    • 客単価をアップするセール品の展開方法
    • FC編① 本部やエリアマネージャーとの交渉のコツ
    • FC編② VMD指示書は売れない売り場づくりの第一歩
    • Column 店内の回遊動線のヒミツ
  • 第6章 入店率は高めて終わりじゃない!「ファン化」につなげるヒント
    • 「入店客」を「再来店客」に変えよう
    • 店の「こだわり」は何度でも伝える
    • リアル店舗の価値を活かす
    • お客様が再来店したくなる「次回告知」
    • 来店客との設定を増やす
    • 「お客様の声」を売り場に反映させる
    • 自店のファンを増やして売上を上げる
    • Column 「顔はめパネル」でファン化が加速!
  • 第7章 入店率の改善だけで驚きの成果!店も人生も変わった成功事例
    • 実施翌月の売上120%、客数117%アップ!の雑貨店
    • 昼も夜もいつでも繁盛!の立ち飲み屋さん
    • リブランディングで売上前年比150%アップ!のお茶屋さん
    • マネースクールを受講した子どもたちがフリマで商品の8割を販売!
    • 研修受講性の8割が即日に売り場を改善!
    • ファサードリニューアルで新規客3割アップ!国道沿いの昭和レトロな食堂
    • たった1回の講演で組織変更!中国の雑貨店チェーンのV計画
    • Column 子どもたちが奮闘した売り場づくりの工夫
  • 第8章 「集合体」で集客力アップを目指す!新時代のファサード
    • 衰退から再生を果たした「熱海の奇跡」
    • 人気急上昇!飲食店の集合体「横丁」タイプ
    • ブランドロゴ活用で継続的な集客を実現した商店街
    • 地域単位で個店の魅力は発信できる!商工会イベント
    • 「個店」の魅力を最大化して「集合体」で集客しよう
    • Column 世界に広がる店頭集客
  • おわりに

書籍紹介

 通行客を来店客に変える「店頭集客」』は、この短い時間を活かして通行客を来店客に変えるための具体的な戦略を解説する一冊です。

書籍概要

 本書は、現代の小売業が直面する大きな課題に焦点を当てています。それは、店舗の前を通り過ぎる多くの潜在顧客をどのようにして実際の来店客に変えるかという問題です。著者の村越和子氏は、マーケティングの専門家として、豊富な実践経験とデータに基づいた具体的な方法論を提示しています。

主な内容

  1. 初対面の10秒の重要性
    通行客が店舗の前を通り過ぎる際に最初に目にするもの、感じることが、その後の行動を決定づけます。本書では、この10秒間を最大限に活用するためのアプローチが詳細に述べられています。
  2. 効果的な店頭ディスプレイの作り方
    視覚的に魅力的なディスプレイがいかにして人々の注意を引き、興味を喚起するかを解説します。具体的な配置方法や色彩、照明の使い方など、実践的なヒントが満載です。
  3. 心理学を応用した集客戦略
    消費者心理を理解し、それを基にした集客戦略を立てることの重要性が強調されています。人々の購買行動に影響を与える心理的要因を活用する方法が具体的に紹介されています。
  4. 事例と成功例の紹介
    実際の店舗での成功事例が多数紹介されており、それらを参考にしながら自分の店舗に適用する方法を学ぶことができます。

おすすめポイント

  • 実践的なアドバイス
    理論だけでなく、具体的な方法やテクニックが多く紹介されているため、すぐに実行に移すことができます。
  • 視覚的なアプローチ
    視覚的なディスプレイの重要性が詳しく説明されており、写真や図解も豊富に掲載されています。
  • 幅広い適用範囲
    小売業だけでなく、飲食店やサービス業など、様々な業態に応用できる内容が含まれています。

短時間で成果をあげたい方へ

 『たった10秒で入店率は決まる! 通行客を来店客に変える「店頭集客」』は、店頭の集客力を劇的に向上させたいと考えるすべての店舗経営者やマーケティング担当者にとって必読の一冊です。短い時間で大きな成果を上げるための具体的な戦略が豊富に詰まった本書を手に取り、実際の店舗運営に活かしてみてください。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

店頭演出で素通りを防止する

 店舗にプラットフォームやショーウィンドウがある場合、通行人に何を見せたいかを考えることが重要です。飲食業やサービス業の場合、旬の食材や季節の提案が定番です。

 季節、新商品、商品カテゴリー、ライフスタイル、ステージ、キャンペーンなど、自店のサービス内容に合わせてテーマを選びましょう。季節のテーマは特に取り入れやすく、お客様にも親しみやすいです。

 入店に繋がる要素はサブテーマとして考えることができます。例えば、ホワイトクリスマスをテーマにするなら、「家族で楽しむホワイトニットコーディネート」や「白ワインとチーズを使った料理」などが考えられます。通行人がギフトのアイデアをイメージしやすいサブテーマを決めることが成功の鍵です。

店奥へ誘引する

 入口から店内を見渡したときに「目を引く」スポットを設置することは必須です。しかし、入店したくなるような展示が入口付近から見えなければ、顧客は入口付近だけを見て、欲しいものが見つからなければそのまま出て行ってしまいます。

 壁面の棚の上段は「お客様の手が届かない場所だから」という理由で観葉植物や小物などのオブジェ、ブランドの販促物が置かれることが多いです。しかし、本来ならこのスペースは、入店客を店奥へ誘うために重要な役割を果たすべきです。

 例えば、イベントの関連商品でワクワク感を演出したり、商品の使用イメージが湧く写真パネルやタペストリーを掲示したり、生産者のこだわりや製造工程などを紹介するのも効果的です。

 実際、店奥まで顧客を誘導できれば、売上につながる確率が高くなります。

次回予告

 お客様が再来店しない理由は、単に店のことを忘れてしまうからです。

 そのため、誕生日カードの送付、新商品の案内、サービス保証の充実、SNSでの双方向のコミュニケーションなど、さまざまな対策を講じることが考えられます。

 また、どのお客様にも効果的なのが、次回予告として店頭で販促物を伝える方法です。ディスプレイや看板を利用して再来店を促進することも良いかもしれません。

熱海の奇跡

 観光地の商店街では、一時的な集客に頼るのではなく、細く長く継続的に店頭での販促を行うことが重要です。「映えスポット」を意識した店舗壁面の装飾はSNSで拡散されますが、すぐに飽きられてしまう傾向があることも無視できません。

 長く継続的に集客するためには、「店舗の鮮度」が大切です。販促物に使用する写真やイラストを定期的に差し替えましょう。地域の魅力を伝えることで若い世代の心を動かし、エリア全体を盛り上げる視点がポイントです。

 現在、熱海銀座商店街はリノベーションによって復活を遂げ、若者の町へと変貌を遂げています。特に女性をターゲットにしたモダンな宿が次々とオープンしています。

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