世界最強の健康マネジメント/著者:杉田正明

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書籍情報

タイトル

トップアスリートが実践している世界最強の健康マネジメント

発刊 2025年7月2日

ISBN 978-4-86643-180-2

総ページ数 222p

書評サイト PR TimesPresident Online

出版社リンク アチーブメント

著者

杉田正明

日本体育大学 体育学部教授
ハイパフォーマンスセンター長
コンディショニング イノベーションLab 全体統括
スポーツ科学を専門とする博士。アスリートを医学的視点から支えてきた。

出版

アチーブメント出版株式会社

もくじ

  • はじめに 世界のトップアスリートは体調をどう管理しているのか?
    • トップアスリートに学ぶ、最高のコンディションづくり
    • 体力には2種類ある
    • 病気に負けない体をつくる3ステップ
  • 第1章 危ない健康情報に惑わされない!正しい情報だけを見極める技術
    • あなたを守る健康リテラシー入門
      • その科学的根拠は信用できるか?
      • エビデンスの”強さ”を決めるもの
    • ガイドラインは医療界のお墨付き
      • SNSの噂と科学の違い
      • 効く人もいれば、効かない人も。科学と感覚の距離感
      • 「100%」「勝つ」「消える」には要注意
      • 検索結果をうのみにしてはいけない
  • 第2章 日常生活に潜むさまざまな不調の原因
    • 体温が低いと不調が起こりやすい
      • 体温のリズムは健康に直結している
      • 目に見えないズレが、体調をじわじわ蝕む
      • がんばる人ほど要注意! オーバーヒートの落とし穴
      • ヒートショックプロテインが体力向上の鍵に
    • 日本人の98%はビタミンD不足!
      • サプリを飲んでもビタミンDは足りていない!
      • ビタミンDが足りないと”動けない体〟になっていく
      • ビタミンDと新型コロナの関係
    • 眠りの借金、返せていますか?
      • 種眠負債はパフォーマンスを低下させる
      • なぜトップ選手は毎日10時間以上るのか
    • その不調、実はスマホのせいかもしれません
      • ブルーライトが体内時計を狂わせる
      • 疲れが抜けない原因は夜のブルーライト
      • 電磁波から体を守るためにできること
    • 腸はコンディショニング調整の要
      • フードアレルギーが原因の体調不良も
      • 遅発型のアレルギーは腸内環境が原因
  • 第3章 今日からできる!食事・睡眠・入浴・季節ケアでコンディション最強化
    • まずは自分の基準値を知る
      • 体重、脈拍、血圧、体温を記録しよう
      • 検査では血液中のタンパク質をチェック
      • うんちチェックで腸状態を知る
      • 朝起きたら一番に口をすすぐ
    • 「油=悪」ではない! 疲れにくい体のための賢い油の話
      • 中性脂肪対策は油の種類を知ることから
      • 青魚に含まれるEPAは怪我予防にも
      • サプリメントに頼るのもOK
      • ビタミンD不足は、和の食材で防げる
    • あなたの未来を変える、夜と昼の“賢い眠り方”
      • 睡眠負債を抱えないことが大切
      • 10~15分の昼寝もおすすめ
      • 睡眠の質を高めるにはアイマスク+耳栓が有効
    • 疲労が回復し免疫力がアップする入浴法
      • ぬるめのお湯+炭酸ガス入り入浴剤もおすすめ
      • ヒートショックプロテインを出す入浴法
      • 熱いシャワーで体も頭もシャキッとさせる 入浴によって睡眠の質が高まる
      • 入浴が腸内細菌を活性化させる!?
    • ウォーキングで延ばす健康寿命
      • 歩行速度と余命の関係
      • 1日10分でもOK! ウォーキングは早足で
      • 歩行速度を速くするには大腰筋がポイント
      • 大腰筋の衰えチェックをしてみよう!
    • 暑さも寒さも怖くない! 季節を制する体づくり
      • 熱中症は5~6月から要注意
      • 2週間で体を熱に慣らす暑熱順化
      • 熱中症対策1おしっこチェック
      • 熱中症対策 2汗の成分に近い水分を摂る
      • 熱中症対策3深部体温を下げる
      • 熱中症対策4「AVA」を冷やす
      • 熱中症対策5頭を冷やす
      • 熱中症対策6暑さに負けない体をつくる
      • 寒さ対策のポイント
  • 第4章 メンタルヘルスを強くするためのストレス管理術
    • ストレス軽減のためのさまざまな方法
      • トップ選手も抱えるストレスの裏にあった“感謝”の効能
      • 感謝の気持ちが幸せホルモンを分泌させる..
      • 日記を書くことでうつ状態が改善
      • ストレスを翌日に持ち越さない
      • デジタルデトックスでストレスが低下
      • 「他人と比べない」で幸福度はぐんと上がる
    • マインドフルネスをうまく活用
      • ネガティブな心をリセットできる瞑想の力
      • 瞑想は心の筋トレ
      • トップアスリートも実践! “今ここ”の力
    • コラム 最新のテクノロジーを搭載した体調管理デバイス
  • 第5章 免疫力を高めて、寿命も健康も伸ばす時代へ
    • あなたの中の“防衛軍”を強くするには?
      • 免疫の司令塔”に働きかける乳酸菌
      • 常識をくつがえした乳酸菌の発見
      • 実感としての“変化”が起こる
      • 老化と闘う“希望の菌”
      • プロスポーツの現場で広がる期待
  • おわりに アスリートの現場で得た知見を、すべての人へ

書籍紹介

 健康とパフォーマンスを最大化するための実践的な指南書です。この本は、トップアスリートたちが日々取り入れている健康管理の秘訣を、一般の方にも分かりやすく応用できる形で紹介しています。単なる健康法の解説に留まらず、身体と心のバランスを整え、持続可能なライフスタイルを築くための具体的な方法が詰まっています。

 長年にわたりアスリートのパフォーマンス向上をサポートしてきた経験を基に、科学的な根拠と実践的なアプローチを融合させています。本書では、食事、睡眠、運動、ストレス管理といった健康の柱を、アスリートの視点から深掘りしています。特に印象的なのは、単に「何をすべきか」だけでなく、「なぜそれが重要なのか」を丁寧に解説している点です。例えば、栄養面では、ただ健康的な食事を推奨するのではなく、トップアスリートがどのようにタイミングや食材選びを工夫しているかを具体例とともに紹介しています。

 精神的な健康にも焦点を当て、ストレスやプレッシャーに打ち勝つためのメンタルトレーニングの方法も詳しく書かれています。アスリートが試合前に実践するルーティンや、集中力を高めるためのテクニックは、ビジネスや日常生活での挑戦にも応用可能です。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

サプリメントに頼るのもok

 身体に必要な栄養素を、すべて食品から摂ることができれば良いのですが、全てを商品から摂ろうとすると食事量を増やさなくてはいけません。そこで、サプリメントに頼るという選択がでてきます。

 スポーツ界では、サプリメントに対しての考え方が2つあります。競技特性で原料が必要な場合に不足している栄養素を補う「ダイエタリーサプリメント」。パフォーマンスを向上させるために摂る「エルゴジェニックエイド」です。

 アスリートに限らずに、一般人であっても不足している栄養素をサプリメントで補う方法もあるということを知っておいてください。

 アンチエイジング系のクリニックでは、詳しい血液検査を行っていますので、自分の状態を調べることができます。自分に適したサプリメントもわかるでしょう。

 EPAを多く含む青魚を普段から食べるという食習慣に加え、良質なサプリメントを併用することが有効です。

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