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目次
書籍情報
スタンフォード式 最高の休み方

鈴木亜佐子
休息戦略家。パフォーマンスコーチ。スタンフォード大学認定コンパッションアンバサダー。
シリコンバレーの半導体企業で15年間、人事を経験。自信も頑張り過ぎて体調を崩したことから、自分をいたわるスキルの重要性を痛感したという。
現在、企業研修や教育関係でのワークショップやコーチングを実施している。
すばる舎
- はじめに 「休む力」で本当の自分を取り戻す
- 第1章 なぜ私たちは休めないのか?
- 日本とシリコンバレー、それぞれの「休まない文化」の背景
- そんなに無理して働いても、全然働けていない⁉
- 成功者たちから学ぶ「休む力」
- あえて仕事から離れることで、うまくいく
- セルフコンパッションで罪悪感を克服する
- 第2章 「時間」ではなく「エネルギー」を管理する
- 「時間」ではなく「エネルギー」を管理する
- 集中できるのは1日4時間
- 適度な休息でパフォーマンスを上げる
- 仕事の足を引っ張るイライラ・モヤモヤをコントロールする
- デフォルトモードネットワークの驚くべき力
- 「生体リズム」を味方につける、エネルギー管理術
- 第3章 科学に基づく「休む技術」
- 「ウォーキング」で脳と体をリセットする
- 眠らずに深い休息を取る「NSDR」とは?
- 「瞑想」と「呼吸」で脳が進化する
- 腸を休める。短い「断食」で心身を修復
- その疲れ、更年期かもしれない
- 集団エクササイズと社会的つながり
- 第4章 自分をいたわる7つのセルフケア
- 忙しさで自分をいたわることを忘れていませんか?
- 1 身体的セルフケア
- 2 思考的セルフケア
- 3 感覚的セルフケア
- 4 感情的セルフケア
- 5 社会的セルフケア
- 6 創造的セルフケア
- 7 魂的セルフケア
- 第5章 休日を「ちゃんと休む」技術
- 土日を整える3つの習慣
- 週末にやる。時間とエネルギーのワーク
- 未来をつくるために週末を使う
- 長い休みでも身も心も生まれ変わる
- おわりに
書籍紹介
著者の鈴木亜佐子さんは、シリコンバレーで20年近く暮らしながら、世界のハイパフォーマーたちの働き方と休み方を観察してきました。脳科学や心理学の知見を基に、疲れを溜めずに成果を出し続けるためのテクニックが満載です。例えば、休んでも仕事モードから切り替えられない人や、休日に回復を実感できない人にぴったりで、限られた時間の中で最適なバランスを取るコツを詳しく解説しています。
良い休み方が身につけば、仕事の効率が上がり、結果として貯金や投資に集中できる時間が増えます。ハードワークを絶好調で乗りこなすためのマインドセットが得られる一冊として、おすすめです。
試し読み
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
日常生活から休息を見つける

ジェフ・ベゾス氏とビル・ゲイツ氏は、夕食後の皿洗いを日課にしていたことで有名です。「皿洗いはリラックスできる時間であり、思考を整理して集中力を高める」とのことです。
妻から褒められたことが動機だったとユーモアに答えていますが、科学的にもシンプルな家事はリラックス状態に導くことがあるとされています。
手を動かしながら、泡の感触や水の音に意識を向けることで、今に集中することができます。自然とマインドフルネスを実行することができるようです。
あなたに合った生活の「休息法」を見つけてみてください。次のチャレンジに向けて、生活の一部でも準備しているのが成功者たちの共通点かもしれません。
ストレス軽減方法「STOP」の手法
- STOP 立ち止まる
- 今していることを一旦やめる。
- Take abreath 深呼吸する
- ゆっくりと深呼吸する。※ほどほどに
- Observe 状況を観察する
- 自分の状態と、周囲の状況を観察する。今を受け入れて、焦っていることや身体がこわばっていることなどを意識することで、過剰に反応しなくなります。
- Proceed 次に進む
- 状況が摑めてから、意図的で適切な行動を選びます。「どうするか」を考えるのはこの段階からです。
ストレスを感じたときに、感情を受け入れる「STOP」というシンプルな方法があります。どんな状況に置かれているかで、感情に振り回されるのを防ぐことができます。
イライラを感じた瞬間に反射的な行動を取るのではなく、10秒でも立ち止まり観察しましょう。このSTOP法は仕事を片付けた後でも有効です。じっくり考えることで、より建設的な対応が可能です。
頑張り続けられる人は、上手に立ち止まる

シリコンバレーの企業では、勤続年数に応じて4~6週間のサバティカル休暇が取得できる制度があります。従業員が個人的な目標などに向き合うための制度です。自分の意思で立ち止まり、活力がみなぎる状態を再起動する目的があります。創造性と持続性を評価する価値観で、この制度を成り立たせています。
転職のオファーを受けていましたが、立ち止まって考えた結果、この本を書いて新たに挑戦する道を選びました。毎日同じような忙しさを繰り返していると、簡単に充実感を得られます。けれど、時折立ち止まり、問い直す時間があることで、停滞から前に進むチャレンジに取り組むことができるのです。