社長のルール/著者:経営太郎

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

書籍情報

タイトル

黒字で増収増益するための社長のルール

現役「経営者」「投資家」「コンサルタント」の3つの視点で見る、儲かる会社のつくり方

発刊 2024年5月14日

ISBN 978-4-7981-8631-3

総ページ数 263p

書評サイト マインドマップ的…

出版社リンク 翔泳社

著者

経営太郎

大学在学中に起業し、IT、PR、飲食、美容系のビジネスに従事。事業の売却額は数十億の実績を持つ。

出版

翔泳社

もくじ

  • はじめに
  • 第1章 黒字化する社長のルール
    • そもそも社長の仕事は何か?
    • 情熱だけでビジネスをするな
    • 自己責任の重要性
    • 「人を見る目」の磨き方
    • アイデア出しと戦略構築の条件とは?
    • 自分への投資は必要不可欠
    • 「大企業経営」と「大家族経営」のどちらが適しているか?
    • 社長に「消費期限」はあるのか?
  • 第2章 資金調達のルール
    • 知っておくべき銀行融資の基本
    • 「資金調達」ではどのくらい調達すべきなのか?
    • 銀行機関の金利状況を把握しよう
    • 投資家から出資を受けるには?
    • 出資を受けるメリットとデメリット
    • 最新のクラウドファンディングの状況
  • 第3章 マネジメントと人材活用のルール
    • なぜ人材が集まらないのか?
    • 中途人材の境遇と心理をつかむ
    • 売上を伸ばす「スーパー人材」の採用
    • 社員評価の低い部下をどう扱うか
    • 社員の時間効率を向上させるには?
    • オンライン勤務とオフライン勤務ではどちらが売上が上がるのか?
    • 社員モチベーションと市場マーケットの相関関係
    • 「伸びる企業」の人事制度
  • 第4章 メディア戦略のルール
    • 「メディア戦略」はなぜ必要なのか?
    • 「プレスリリース」の基礎知識
    • 成果を上げるプレスリリースとは?
    • 「ブランディング」の重要性
    • テレビとSNSの正しい活用法
    • 広告とブランディングの違いとは?
    • 予算別メディア戦略
  • 第5章 アライアンスのルール
    • 「アライアンス」とは何か?
    • 大企業とアライアンスを組むための条件
    • 「営業代行会社」と組むメリット
    • 成功するアライアンスの組み方
    • アライアンスとM&Aの関係性とは?
  • 第6章 「継続して黒字化する」ために注意すること
    • キャッシュフローとコスト管理の徹底が最重要
    • 「ストック収入」で売上を安定させる
    • 顧客満足度を上げてファンをつくるには?
    • 新規顧客発掘と既存顧客フォローの最適なバランス
    • 黒字化と「税金」の関係性
    • 黒字化と「社長の健康」関係性
  • おわりに

書籍紹介

 この本は、経営者として、投資家として、そしてコンサルタントとしての豊富な経験を持つ著者が、どんな状況でも会社を黒字化し、成長させるための実践的な知恵をまとめたものです。経営の現場で培ったリアルな視点が詰まっており、社長が知っておくだけで会社や社員を守れるルールが、わかりやすく解説されています。

 本書は、社長のマインドセットから資金調達、人材マネジメント、メディア戦略、アライアンス、そして黒字化の仕組み化まで、幅広いテーマを網羅しています。スタートアップの段階では、社長自らが営業の最前線に立ち、資金調達のために銀行を奔走する姿が描かれています。一方で、会社が成長するにつれて、大家族経営から大企業経営への転換を見極める重要性が強調されています。このタイミングの判断が、社長の最大の仕事だと説く言葉には、深い洞察が感じられます。

 他には、オンラインとオフラインの働き方を組み合わせたハイブリッド運用や、キャッシュフローを安定させるための「前払い」スキームの構築など、具体的な施策が提案されており、すぐにでも取り入れたくなる内容が並びます。黒字倒産を避けるためのキャッシュフロー管理の重要性も、経営者にとって見逃せないポイントです。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

予算別メディア戦略

 予算100万円未満の場合は、プレスリリースを打つといいでしょう。週1で打ったとしても、配信料が定額の会社もあるので、月2~3万円しかかかりません。余裕があれば地方局のテレビCMも良いでしょう。15秒1本5万円程度でテレビCMが可能です。地方局の場合は交渉しだいで半額になることもあります。

 予算が300万円の場合は、メディアバイイングが可能です。テレビ番組の枠を購入して自社を出演させる手法です。テレビCMと併用させて、ブランディング効果を狙えます。

 予算が500万円を超えると、プレスリリース、テレビCM、メディアバイイング全ての広告が可能です。好きなタレントを呼んで番組をつくることもできるでしょう。ちなみに、タレントをCMで使う場合は多額の金額がかかりますが、番組に呼ぶ場合は数十万円ほどしかかかりません。

購入リンク

amazon

電子

amazon

(Visited 1 times, 1 visits today)
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です