書籍「限りある時間の使い方」

※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。

はじめに

 80歳くらいまで生きるとして、あなたの人生は、たった4000週間です。

 人生が短いのに、目の前のつまらないタスクをこなすことばかり考えています。

 しかし、時間はコントロールしようとすればするほど、コントロールが効かなくなってきます。手に負えない幼児と同じで、抑えつけてもダメなのです。

書籍情報

タイトル

限りある時間の使い方

著者

オリバー・バークマン

ガーディアン紙で心理学に関する人気コラムを毎週執筆中。

 ガーディアンの記者として、若手ジャーナリスト賞を受賞した気鋭のライターです。ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル、雑誌サイコロジーズ、ニューフィロソファーにも記事を寄せています。

出版

かんき出版

タスクを上手に減らす3つの原則

  • やりたいことは、今すぐ実行すること
  • 同時に進行する仕事の数を減らすこと
  • 優先順の高いタスク以外は捨てること

 お金は投資しようと思っていても月末には残っていないということがあります。まず投資する金額を確保しておかなければ実質的に不可能なのです。
 時間についても同じです。どんどん他のことに時間を使ってしまい、本当に大切なことができるなくなります。
 本当にやりたいことを各人にやり遂げるための唯一の方法は、今すぐに、それを実行することです。

 同時に進行する仕事の数を、削れるところまで削りましょう。仕事のうち1つが完了するまでは他の仕事は一切やらないことです。中途半端な状態のものが増えていくことを防ぐ効果があります。

 優先順位が上位5位に入らないタスクはバッサリと切り捨てた方がいいのです。それらは人生のなかでさほど重要ではなく、それでいて、重要なことから目をそらすくらいには魅力的にうつります。

人は強制されなければ休めない

 休息をとって深い体験をするほどに落ち着いた時間を確保することができません。私たちはどうしても時間を管理する側に回ろうとしてしまいます。そして今は、家にいてもリモートで仕事ができるのです。

 自分だけ立ち止まるのは簡単なことではありません。意志の力をつねに酷使しなくてはならず、今を生きることにとらわれ過ぎて逆効果になります。

 瞑想の旅に出たり、10キロマラソンのトレーニングをしたりするのは休息ではありません。

 落ち着いた時間をとると、始めのうちは、ひどう違和感に悩まされるでしょう。それは、「絶対にやりつづけるべき」というサインなのです。

「それしかできない」ことをする

 私たちは、「次にすべきこと」を実行するのが、いつだって、自分にできる唯一のことです。

 それしかできないということは、それしかしなくていいということになります。

 自分は限りある人間です。この真実を受け入れれば、これまでになく大きな達成感を手に入れることができるでしょう。

感想

サイト管理人

サイト管理人

外部から正論を言う人にササりそうな内容でした。売れている様です。

やることを限定して、やらなければならないこと、やりたいことをやりましょう。という書籍です。

タスクを管理するばかりで、限られた時間の中でやりたいことが出来ていません。という走りに対して、結果やらなければならない次のタスクをこなしていきましょう。と説いています。第三者視点が得意なイギリス紙の記事を読んでいるかのようでした。

この書籍で少しだけ否定されている呼吸は、落ち着くのに効果のあるチャンとした方法です。
やりたいことに対して実行までこぎつけるノウハウではなく、独自の持論(概念?)を書いている点に注意が必要になります。

何かを決めかねていて、なかなか行動に移せない人は、(あくまでも)「参考」にしても良いのではないでしょうか。

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