書籍「オンライン脳」

※サイト管理人が興味をもった部分を紹介します。

はじめに

 コロナ過で、オンラインでのコミュニケーションが普及しました。リモート業務が日常的になり、便利になったのです。

 しかし、便利になったのと、脳がどう感じているかは関係ありません。オンラインで楽をした分だけ刺激が少なく、脳の一部しか働かないのです。

書籍情報

タイトル

オンライン脳

東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題

著者

川島隆太

東北大学加齢医学研究所 所長。
東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター センター長。

出版

アスコム

共感するときの脳の反応

 他社に共感したりするとき、脳で働く場所は大脳に3か所あります。

  1. 前頭葉の内側
  2. 側頭葉の先端
  3. 側頭葉と後頭葉の間

 この3点の活動を得るには、同じ場所で共同作業をしていると働きやすいのです。人間は協力しあうと脳が同期しているかのような反応をします。

 オンラインコミュニケーションで、同じような同期現象が見られるかを実験しました。たった5人の緊急実験ですが、オンラインでは、脳活動の同期現象が一切観測できません。ボーッとしているのと同じです。

よいライブは、観衆の脳と同期している

 オンラインコンサートに観客が集まらないのは、基本的に共感が起こらないのが原因です。

 音楽でもそうですが、実は観客の反応を見ながら演じるトーンを変えています。観客は演者に反応し、同期の度合いが大きくなっていって、場の空気が良くなるのです。

依存状態に引き込む凄いゲーム

 ゲームデザイナーの長い時間ゲームに浸らせる技術は物凄いです。

 脳内の報酬系、ドーパミン回路、黒質と世ぼれる大脳深部の領域から、大脳基底核や前頭前野に至るネットワークを刺激するように、巧く作られています。

 ゲームを進行させていくと、ご褒美があったり、失敗したときに軽い罰があったりと、人が依存状態になるように組み立ててあるのです。

 主人公がだんだん強くなる、装備がもらえる、毎日のログインボーナス、報酬が用意されているというだけでも、人は依存します。

意味合いの薄い会議はオンラインで

 コロナでかなりの部分をオンライン化した経験は生かした方がよいでしょう。

 規則上は開く必要があるとしている意味が薄い会議が、たくさんあることに気づきました。対して重要でない会議をどんどんオンライン化し、重要なものを対面にするのが効果的です。

 対面のほうが、より大きなエネルギーが必要なので大変なのです。多くの人は、水が低きに流れるように、流れていきます。誰もが面倒くさくないほうへ、やりやすいほうへ、楽なほうへと行きたがるのです。しかし、脳は、使わなければ能力を急速に失っていきます

感想

サイト管理人

サイト管理人

デジタルツールは便利ですが、使い方を考えましょう。という書籍だと捉えました。デジタルツールがダメだから全く使わないというのも不便ですし、重要なコミュニケーションの場に対面しないのは効果が薄いということが解りました。

こういったことを証明するには、もっとデータ量が必要になるはずですが、そこらへんは微妙に怪しさを感じざるを得ません。しかし、オンラインと対面では、明らかに脳が反応している場所が違うのでしょう。そんなことが伝わってきます。

オンライン設備が普及した社会と、どう寄り添っていくか知りたい方は、読んでみて下さい。

購入リンク

電子

(Visited 7 times, 1 visits today)
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です