※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
はじめに
ビジネスの現場はもちろん、プライベートにおいても、さまざまなシーンでの人選び・仲間集めの現場で活用されることを願っています。
目次
書籍情報
タイトル
経営×人材の超プロが教える
人を選ぶ技術
著者
小野壮彦
起業家、ヘッドハンター、経営者メンター
現在は日本最大級のベンチャーキャピタルファンド、グロービス・キャぴらるパートナーズにて、組織グロースの支援、起業家メンタリングなどにあたりつつ、自身のスポーツマネジメント会社を経営しています。
出版
ファレスト出版
人を見る目の役割
人の何をみるか
●人としての優秀さ
●害が無いかどうか
優秀で有害な人が、一番厄介なタイプです。
周りの人たちに対して悪態ばかりつき、ネガティブなコメントをまき散らしている人になります。
自己肯定感が低く他人をおとしめることで精神のバランスを保とうとする人や、プライドが高く共感性が低い人の場合もあります。困るのが、この人たちが優秀だということです。
優秀であるから、数字も実績もつくってしまうので、ますます現場での問題は薄れてしまいます。
また、優秀な人は「平凡」の仮面を被って現れるので、私たちが下す優秀認定は意外と怪しいものです。
自分を知らなくてはならない
自分は最高のサンプル
私は「無自覚に対立や争いを避けてしまう」ことに気がつきました。誰にでもこうした「無自覚の癖」に覚えがあるはずです。
こういう行動や思考パターンを言語化しておくと、他人を見るときの参考にすることができます。
日常的に自分を研究対象として、洞察し続けることが大切です。
自分を観察していくことで、将来やりかねないことの予測が可能になります。
無自覚な反応は変わりにくく、繰り返しやすいのです。
意識して、自分の癖を見出していくと、相手の無自覚な反応を見逃さなくなります。
サイコパスの兆候
サイコパス唯一の判断材料
「まばたき」です。
サイコパス度が高い人は、まばたきの回数が極端に少ないといいます。
人に「爬虫類」の印象を与える人が特に多いです。
ナルシストであろうと、パワハラ人材であろうと、人の考えをくみとらずに自意識を貫くサイコパスの特徴があります。この傲慢さを初対面で見抜く方法がないわけでもありません。
受付や秘書などにどういう態度をとっていたかを報告させる方法と、会食の席で従業員に対しての態度を見る方法などがあります。
大事な会食の場は、いつも同じレストランを使い、そこで働く人たちに自分がいない時の候補者の態度について報告してもらうコンサルタントがいるくらいです。
防衛本能によるアラートは無視してはいけません。
「う~ん、何かがおかしいぞ?」この感度を高める必要があります。
採用基準は「いい人」
本気で人を選ばない採用に挑戦した経営者はいます。ZOZO創業者の前澤友作氏です。どんな人でも生きがいをもって働いて欲しいとの思いで採用基準をきめていました。
その採用基準は「いい人」であるかどうかです。
ZOZOという集団は、個性的で仲が良く、プロ意識が高く、ファッションへの情熱で溢れています。
実際、それだけの採用をつづけて、会社はうまくいっていたのです。
これは「いい人」という1つの分かりやすい基準で、効率的に人を選んでいたとも言えます。実はものすごく本質的な人の選び方をしていたのです。
感想
サイト管理人
人材リスクの管理では、クレバーで性格の悪い人間を捕まえないようにしましょう。
ここさえ、抑えていれば、後は普通以上に働いてくれる人が雇用できるというお話です。
結局、周りの人間にとって働きやすい人材であれば、きっと何とかなるのだと思います。
ここにいない人の悪口、聞き飽きましたし、なぜだか悪口はリピートするのです。酷く面白くないし、モチベが下がります。
私は過去に「前にも、その話きいたけど」と言ってしまったことがあるのですが、次の日には私への悪口も追加されていたようです。
厄介ですし、他人の性格は変えられません。採用しないに限るのです。
「いい人」採用、サイコパスの見分け方、この書籍で参考になる技術があるのではないでしょうか。
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