ファンベースなひとたち

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 ファンベースとは、ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売り上げや事業価値を高める考え方です。

 「中のひとたち」が、どのような思いで、どのような未来を描く、努力や苦労をしながら取り組んだか、どのようにファンたちと出会い、絆を創り、成果や感動を生み出したかという、そのひとたちにしか創れない物語があります。

書籍情報

タイトル

ファンベースなひとたち

ファンと共に歩んだ企業

10の成功ストーリー

第1刷 2020年11月10日

漫画 おぐらなおみ

対談構成 樋口可奈子

発行者 杉本昭彦

発行 日経BP

発売 日経BPマーケティング

ブックデザイン 小口翔平、三沢稜(tobufune)

DTP・図版作成 Quomode DESIGN

印刷・製本 大日本印刷(株)

ISBN978-4-296-10769-8

総ページ数 302p

著者

佐藤尚之

津田匡保

おぐらなおみ

出版

日経BP

レタスクラブ

UnsplashMay Gauthierが撮影した写真

 最近は出版不況と言われています。1997年に約1兆2000億あった売り上げは、17年には半分以下に落ち込んでいました。

 16年にレタスクラブ編集長のオファーを受け、料理雑誌という始めてのジャンルに就任したのです。

 チームの立て直しから入りました。盛り上がらない企画書を読むだけの会議や、メンバーに自信がないという雰囲気が漂っていたのです。

 会議はブレスト制に切り替え、企画書を廃止しました。各自が1行だけのコンセプトを持ち込み、パソコンを持ち込まない会議を実施します。目線がそろって1つのものをみんなでつくっていく感覚がチーム全体に芽生えたのです。

 編集長として、会議ではどんな発言も受け止めました。新人が的外れなことを言っても否定しません。安心して発言できる環境づくりを心掛けています。

ゆるキャラで呼び込み

作者: 沼江蛙

 ファンの枠を広げようとコミックエッセイの連載を立ち上げてみると、コミックエッセイ作家さんの固定ファンもレタスクラブを読んでくれるようになったのです。

 カパルという公式ゆるキャラが、ツイッターで「レタスクラブ」とつぶやいてるを見て、すかさず返信し、紙面に登場してくれるまでになりました。

 ふなっしーやくまモンといったキャラクター好きの皆さんが、レタスクラブの情報を発信してくれるのです。そのおかげで雑誌が完売したこともあります。

災害時のパケット提供

UnsplashClay Banksが撮影した写真

 アイデアファームというコンテンツを通して、ユーザーが欲しいサービスをどんどん提案してもらいます。

 生まれたアイデアを形にしたのが、パケット通信量の貯蓄制度です。使わなかったパケットを貯蓄できます。

 災害時では、避難所で情報を得るために多くのパケット通信が必要になるはずです。災害が発生した地域を対象にこの貯蓄を解放し、1人最大10GBまで引き出せるようにしました。これまでに計15万人に利用されています。

 熊本自信発生直後、被災者からの声に対応し、貯蓄分のパケットを使うことはできないかという申し出から生まれたサービスです。被災地で使えるように整備していきました。パケット量を現金で寄付するというプロジェクトも始め、多くのパケットが集まりました。

手書きの手紙

UnsplashScott Grahamが撮影した写真

 14年5月に開業して7月までは客足が鈍く、かなり追い詰められていたので、そんな気持ちを取り繕わず手書きでつづって、これまで付き合いのあった方すべてに送らさせていただきました。

 宿の周囲が山菜の宝庫なので、春にお泊りのお客様には実際に山菜が生えているところを見てもらってから、料理を食べてもらいます。

 野に咲いている花をチップスにしたり、花のサラダにしたりと、見た目にも楽しめます。

 料理に対する評価が高く、全体に顧客に満足してもらえる食品だけを売るという気持ちを、SNSや手紙にPRしたのです。

 いまでは稼働率92%という結果を出しています。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 お客様のニーズが商品になることは、当たり前のことです。上手に販促を促したり、アピールしたり、あるいはお願いをすることで、ニーズに答えた商品をお客様に宣伝することができます。

 この書籍は、その商売の仕方を実例とともに教えてくれます。

 どんどん減っていく資金、増えてかない利益、そしてお得意様の要望といったものと格闘した起業家のストーリーが、漫画で楽しく読めます。漫画の部分は頭を使わないので、記憶に残りにくいと思いますが、その後にインタビューで文字を起こしてくれていますので、それなりに濃い内容を実感できるのではないでしょうか。

 下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。

購入リンク

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