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目次
書籍情報
図説 日本の港

「図説 日本の港」編集委員会
朝倉書店
- 第1部 総論
- 1「港湾」の定義 〔樋口嘉章〕
- 2 港湾の歴史〔樋口嘉章〕
- 1 古代から江戸時代まで
- 2 明治以降終戦まで
- 3 戦後復興と高度経済成長 (1945~1973年)
- 4 安定成長期の港湾 (1973年~)
- 3 港湾の種類〔樋口嘉章〕
- 4 港湾のステークホールダーまたは港湾に関係する主体〔樋口嘉章〕
- 5 港湾の施設〔樋口嘉章〕
- 6 島国日本の暮らしを支える港湾〔樋口嘉章〕
- 1 貿易と国内物流を支える港湾
- 2 雑貨輸送の革新 : コンテナ輸送の登場と発展
- 3 バルク輸送の発展
- 4 タンカーによる液体輸送
- 5 生活の足としての旅客輸送
- 7 港湾が果たす多様な役割, 新たな社会環境への対応
- 1 環境と港湾 (廃棄物埋立からCNP まで) [高橋浩二]
- 2 防災・減災と港湾 [小野憲司]
- 3 エネルギー資源基地港湾 [石井正樹]
- 4 サイバーポート [小野憲司]
- 5 みなとまちづくり [吉田秀樹]
- 6 クルーズ船 [吉田秀樹]
- 8 港湾で見ることができる船〔樋口嘉章〕
- 9 港の荷役機械 〔白石哲也〕
- 1 荷役機械の分類
- 2 岸壁用コンテナクレーン
- 3 トランスファークレーン
- 4 ストラドルキャリア
- 5 トップリフター/リーチスタッカー
- 第2部 各論
- 北海道 (関口信一郎)
- 稚内港 樺太と対峙する国境の港
- 釧路港 東北海道の拠点港
- 小樽港 近代築港を伝える北海道開拓要の商港
- 苫小牧港 我が国初の近代掘込み港湾
- 函館港 歴史が息づく青函連絡船と北洋漁業の拠点港
- 室蘭港 石炭と製鉄から発展した工業港
- コラム1 海と船が見える坂道 (みなと坂) (吉田秀樹)
- 全国津々浦々にみられるみなとまちの景観
- 東北 (津田修一)
- 八戸港 工業 商業 水産業がミックスした北東北の総合物流港湾
- 秋田港 雄物川水運と北前船から発達した日本海の拠点港
- 釜石港 製鉄で近代日本の産業を支えた工業港湾
- 酒田港 最上川水運と北前船の結節点に発展した港
- 仙台塩釜港 天然の良港と掘込み港湾が複合した総合物流港湾
- 気仙沼漁港・気仙沼港 全国有数の漁業基地
- 小名浜港 製造業と東日本のエネルギー供給を支える産業港湾
- コラム2 石油の国家備蓄 (吉田秀樹)
- 不測の事態に備え, 安定供給を確保
- コラム3 近代港湾の先駆け 明治三大築港 (吉田秀樹)
- お雇い外国人の技術でできた港
- 北陸 (佐々木宏)
- 新潟港 日本海側随一の総合港湾
- 両津港 佐渡島の表玄関
- 金沢港 日本海中央部の物流・クルーズ拠点
- 伏木富山港 日本海沿岸部中央に位置する国際拠点港湾
- 敦賀港 古代から対岸交流 日本海の拠点港として繁栄
- コラム4 北前船 (吉田秀樹)
- 江戸時代から明治時代にかけて活躍した動く総合商社
- コラム5 臨港鉄道 (三上圭一)
- 港湾の発展と臨港鉄道の変遷
- 関東
- 茨城港 (常陸那珂港区) 高速道路網の完成で首都圏物流を変える港湾 (高橋浩二)
- 鹿島港 鹿島臨海工業地帯を支える工業港 (高橋浩二)
- 東京港 江戸期から時代を越えて進化する総合港湾 (和田匡央)
- 横浜港 東日本を支える総合港湾 (伊東慎介)
- 横須賀港 幕末から近代日本を牽引した一大軍港 (吉田秀樹)
- 三崎漁港 東京から楽々行けるマグロの港 (吉田秀樹)
- 湘南港 五輪競技を2度開催 海洋文化のメッカ (吉田秀樹)
- 銚子漁港 利根川河口の高級ブランド魚の水揚げ港 (小野憲司)
- 千葉港 日本最大級の貨物量を誇る工業港湾 (小野憲司)
- コラム6 渡船 (渡し) (吉田秀樹)
- 意外に多い港の渡し
- 中部
- 清水港 富士山を望む美しい港 (國松 靖)
- 名古屋港 日本最大の貿易黒字港 (高橋浩二)
- 三河港 完成自動車の輸出入拠点 「国際自動車港湾」 (小谷野喜二)
- 津松坂港 歴史がかおる物流 人流拠点 (小谷野喜二)
- 四日市港 地域の物流産業交流を支える総合港湾 (小谷野喜二)
- コラム7 面白土木 (吉田秀樹)
- 港には面白い土木構造物がいっぱい
- 近畿
- 大津港 琵琶湖物流人流の拠点港として発展
- 舞鶴港 海軍鎮守府が置かれた天然の良港 (田所篤博)
- 大阪港 大阪 関西の復権を支える我が国屈指の大港湾 (田所篤博)
- 神戸港 挑戦 進化を続けるみなと神戸 (長谷川憲孝・吉井真・樋口嘉章)
- 和歌山下津港 近畿経済圏のサウスゲートウェイ (田所篤博)
- コラム8 軍港 日本遺産旧海軍鎮守府4港 (吉田秀樹)
- 我が国の近代化を支えた港湾 造船産業拠点
- 中国
- 境港 山陰地方最大の港湾 (水谷 誠)
- 浜田港 島根県西部への出入口 (水谷 誠)
- 宇野港 鉄道連絡船乗り換え港から賑わい拠点へ (水谷 誠)
- 水島港 中国地方最大の取扱貨物量を誇る (水谷 誠)
- 下関港 本州最西端, 韓国への貨物輸送に強み (樋口嘉章)
- 徳山下松港 広大な石油化学コンビナートを形成 (水谷 誠)
- 広島港 瀬戸内海を牽引するグローバルゲート (塩﨑正孝)
- 呉港 軍港から工業港 貿易港へ (塩﨑正孝)
- コラム9 瀬戸内海 (吉田秀樹)
- 穏やかな古くからの水上回廊
- 四国
- 高松港 四国の玄関港 (宮本卓次郎)
- 松山港 西瀬戸経済圏の流通拠点 (樋口嘉章)
- 今治港 歴史と未来が交差する港 (樋口嘉章)
- 徳島小松島港 四国東部の陸・海・空の結節点 (小谷野喜二)
- 高知港 太平洋の荒波を克服, クルーズ船の拠点へ (辻安治)
- 手結港 1655年築造, 日本最古の掘込み港湾 (辻安治)
- コラム10 石灰石とセメントの港 (吉田秀樹)
- 珍しく自給率 100%, 輸送に港が欠かせない
- 九州
- 北九州港 グリーンでスマートな未来を創る総合港湾 (吉田秀樹)
- 博多港 世界につながるアジアのゲートウェイ (小谷野喜二)
- 伊万里港 時代の流れの中で地域の発展を支え続ける港 (山本浩)
- 佐世保港 国際観光都市の国際クルーズ拠点 (小谷野喜二)
- 八代港 物流 流機能を進化させる工業港 (加藤博敏)
- 長崎港 450年の歴史を有する西九州のゲートウェイ (川田貢)
- 水俣港 「公害の原点」 水俣病から再生した港 (川田貢)
- 別府港 風光明媚な別府湾の国際観光港 (池田薫)
- 大分港 製鉄所から発展した臨海工業地帯の港湾 (小野憲司)
- 細島港 本州と九州各地を最短で結ぶ九州の扇の要 (浦辺信一)
- 志布志港 南九州地域の国際物流港湾 (米元敏博)
- 鹿児島港 景観に優れた南九州有数の人流物流拠点港 (黒川陽一)
- 枕崎漁港 鰹節生産日本一, 日本初の漁港単独開港指定 (仁禮景一)
- 名瀬港 奄美大島の主要な流通観光交流拠点 (中迫隆義)
- コラム 11 面白橋梁 (吉田秀樹)
- 道路を横切る船を通すための橋の工夫
- 沖縄
- 那覇港 世界と沖縄をつなぐ物流人流の拠点 (國松靖)
- 石垣港 亜熱帯にある日本最南端の重要港湾 (富田英治)
- 南大東港 (防波堤も作れない) 絶海の孤島の港 (樋口嘉章)
- コラム12 港と釣り (梶原康之)
- 釣り開放防波堤のある主な壱
- 北海道 (関口信一郎)
- 第3部 付 録
- 表1 港湾取扱貨物量の推移
- 表2 港湾取扱貨物量ランキング (2022年上位100港)
- 表3 港湾別コンテナ取扱貨物量 (TEU) ランキング (2023年速報値)
- 表4 港湾別貿易額ランキング (2022年上位100港)
- 図1 日本の港湾へのクルーズ船の寄港回数 (2024年速報値)
- 表5 外国船社および日本船社が運航するクルーズ船の寄港回数ランキング (2024年速報値)
- 表6 船舶乗降人員ランキング (2023年上位50港)
- 表7 みなとの博物館ネットワーク・フォーラム会員館一覧
試し読み
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
石油の国家備蓄

苫小牧港(北海道)
むつ小川原港(青森県)
久慈港(岩手県)
船川港(秋田県)
福井港
菊間港(愛媛県)
北九州湾(福岡県)
青方港(長崎県)
串木野新港(鹿児島県)
波見港(鹿児島県)
1972年の経済協力開発機構(OECD)の勧告や1973年のオイルショックを契機に、90日分の石油を備蓄する計画がたてられました。1975年に石油備蓄法が制定され、1978年より現在の石油備蓄体制に至っています。
国家石油備蓄として産油国共同備蓄と合わせて輸入量の90日分を下回らないこと、民間備蓄として消費量の70日程度を備蓄することを目標に備えています。
国家石油備蓄の基地は、2025年では全国10か所です。石油の輸送・荷役は港湾を介して実施されるため、備蓄基地は港湾の背後地に立地しています。
また、一般的な「地上タンク方式」で経済的に備蓄される他、地震などで拡散しない「地中タンク方式」「水封式地下岩盤タンク方式」「洋上タンク方式」の4つ備蓄方式で管理されています。
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