漢方養生の本

※読んだ本の一部を紹介します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 30代に入ると、胃腸の調子が悪くなり痩せ始めました。

 早めに手を打たないといけないと思い、日本の漢方の先生に診てもらったのです。

 食事を自炊し、食養生を心がけ、不調を改善しました。生活環境も気を付ける生活を続け、健康的な体重をキープしています。

書籍情報

タイトル

読むだけで心と体が元気になっちゃう

漢方養生の本

編者 荻田真理子

発行者 佐藤靖

発行 大和書房

イラスト 温泉川ワブ

ブックデザイン 山田知子、門倉直美(chichols)

校正 くすのき舎

本文印刷 信毎書籍印刷

カバー印刷 歩プロセス

製本 ナショナル製本

著者

ロン毛メガネ

漢方養生指導士、国際中医専門士。

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出版

大和書房

自然の流れに逆らわない

kinkateによるPixabayからの画像

天神合一
 東洋医学では、「天神合一」という考え方があります。人間は自然界、宇宙の一部という意味です。
 人生は山あり谷あり、全ての物事には流れがあります。

 ずっと成功するわけではありませんし、ずっと失敗するわけでもありません。

 状況はコロコロ変わります。暑い日もあれば、寒い日もあるのです。あきらめず養生を継続して、健康に生きることが大切になります。

「血」がカギを握っている

UnsplashANIRUDHが撮影した写真

東洋医学における「血」
 十分な食事をすると「血」が生まれ、食事が少ないと「血」が足りないという食養生の概念があります。

 血の主な効果は、養生を載せて体中に運ぶことです。そして、精神状態を支えてくれます。

  • 意識がなくなる
  • 精神が錯乱する
  • 睡眠障害、不安

 血のめぐりが足りない場合は、酷くなれば上記のような生活に支障をきたす症状が現れます。女性の場合は生理トラブルにもなるでしょう。黒ごま、黒豆、ブドウ、レバーなど、赤色か黒色の食べ物がよいとされています。

 血のめぐりが悪いときは、適度な運動をすることと、体を冷やさないことが大切です。

日々の食事を薬膳にする

SilviaによるPixabayからの画像

日々の暮らしでできること
疲れているとき
 血を補う卵料理やお肉料理を選ぶ。
お腹の調子が良くないとき
 生野菜やお刺身といった、火を通していないもの食べ物を控える。
胃がもたれているとき
 消化のしやすいおかゆにする。
決まった季節に体調を崩しやすい
 旬の野菜を使ったメニューを選んでみる。

 ちょっとだけ考えながら食材を選んだり、外食のときに自分の体調にあったメニューを選んだりすることで、十分、その食事は薬膳になるのです。

過剰な感情は毒

Gino CrescoliによるPixabayからの画像

感情がもたらす体の変化
●悲しみ過ぎる → 肺を傷める
●喜び過ぎる  → 心を傷める
●悩み過ぎる  → 脾を傷める
●怒りすぎる  → 肺を傷める
●恐れすぎる  → 腎を傷める

 古典の『黄帝内経』で言われている感情がもたらす変化をまとめると上記のようになります。

 また、『黄帝内経』では陰と陽のように、他の感情を利用して解消することもできるとあるのです。

 悲しみ過ぎている場合には、お笑い番組、コメディ映画、笑えるアニメなどで、多少なりとも悲しみを薄めることができるのかもしれません。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 漢方というよりも、生活に寄り添った養生のお話でした。

 東洋医学を現台風にアレンジして、わかりやすい健康法を伝えています。

 健康の参考にされてはいかがでしょうか。

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