※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
はじめに
コクヨという日本で一番ノートを売る会社は、メモのしかたにこだわる人が多い企業です。
コクヨのワークスタイル研究所やコーポレートコミュニケーション室に所属した経験の中で、社内外の人が実践するメモの技術を言語化すべきだと考えました。
目次
書籍情報
タイトル
考える人のメモの技術
手を動かして答えを出す「万能の問題解決術」
著者
下地寛也
コクヨ各部式会社 ワークスタイルコンサルタント
出版
ダイヤモンド社
手書きのメモが良い
理由4選
●書き方の自由度が高い
●多くの情報を一度にみれる
●手で書くことで記憶に残る
●脳が活性化する
手書きにすれば、下線を加えたり丸で囲んだりと、後からスグに書き加えられます。
パソコンやスマホではスクロールしないと全体みえないので、思考作業するのには向きません。紙の方が考えることとは相性がいいのです。
また、手書きだと書くときに頭を整理しながら書きだします。記憶の定着につながるでしょう。
頭の中で情報が選別されると、新しいことを考えられる余裕が生まれ、脳が活性化するのです。
できるだけ手を抜く方法を考える
メモのコツ
●アルファベット2、3文字で表現する
●㊙のようなマークをつくる
●漢字の略字を使う
●意味のわかるレベルで短くする
スピードアップを図れる略字や記号などをつくっておくとメモに書きとるスピードが上がります。
ササっと、見聞きした内容をメモするのは、意外と大変です。そんなときに、じぶんルールを作っておくと、メモをするのが簡単になります。
ワゴンはWAGONですが、母音を抜くとWGNです。3文字で表現できることもあります。
㊙🈡のようなマークも有効です。漢字の略字を考えると、意味も集約出来きると思います。
イノベーション、コラボレーションは、イノベ、コラボと書けば十分です。
A4用紙1枚メモ書き最強説
ポイント
●コピー用紙A4サイズがベスト
●コピー用紙でなくてもOK
●横おき、横書きで使う。
アウトプットメモはA4用紙の横使いがベストです。左から右に横書きで使って下さい。
紙はもう少し大きくてもよいのですが、A4が取り回しやすいと思います。クリエイターや企画職の方だと、スケッチブックを使う人がいるようです。
アウトプットとして使うときは、自分が読めるギリギリの汚い字でOKです。
コピー用紙でOKです。コスパも良く、失敗しても気兼ねなく捨てられます。
ノートで言うと、「キャンパス ノートパッド」がおすすめです。
イメージを「見える化」するメモ
3つのキーワード
●メインのキーワードを1つ
●サブのキーワードを1つ
●自分らしさを1つ
「メイン」「サブ」「自分らしさ」の視点でまとめると、コンセプトのバランスが良くなります。
メモにごちゃごちゃと書きながら発想して、まとめるときに3つのキーワードでコンセプトを抽出すると良いでしょう。
感想
サイト管理人
メモ書きが良い理由を色々な書籍で紹介されています。この本はメモの取り方についての内容です。
この本に書いてあることを参考にすると、メモへのハードルが下がり、思ったことを整理したり、意見をまとめたりするのに効果があるようです。
コピー用紙にA4で書き殴ることはしていましたが、独特なものが入ってしまっていることに気がつき、修正することができました。参考にしてはいかがでしょうか。