実用書「紙1枚勉強法」

※ニートが興味をもった部分を紹介します。

はじめに

 勉強が苦手でも続けられる勉強法を紹介します。

 昔は、過去問を周回する、参考書を読み込んで覚える、シャドーイングを徹底的にやっていましたが、1年間勉強して試験に落ちました。
 受験や試験に落ちてしまうのは「忘れる」からに他なりません。

 つまり、忘れないしくみを作ればいいのです。

 仕事や家事と試験勉強の両立はできます。完全に独学で合格できるのです。

書籍情報

タイトル

大量に覚えて絶対忘れない「紙1枚」勉強法

著者

棚田健太郎

棚田行政書士リーガル法務事務所代表
株式会社棚田リーガルホールディングスグループCEO

 株式会社エイブルにヘッドハンティングされ、社員3000人の中で、トップセールスを記録しました。
 しっかりと働きながら、独学で資格の勉強を始じめるのです。自分に合った勉強法を見つけると、行政書士、宅地建物取引士、マンション管理士、、、9つの資格に合格します。
 現在、棚田行政書士を運営しながら、勉強法や不動産業界などの情報を毎日配信中です。

ツイッター

出版

ダイヤモンド社

メイン教材は「過去問題集」

 基本的には「分野別過去問題集」を使います。

 ポイントは1日に解く問題数を多くしないことです。1日ずつ、新しい問題を解いていくことになるので、あまり多く設定してしまうと後で苦しくなります。

 忘れない勉強法は、復習に重きを置いています。初日は2回同じ問題をとき、記憶に定着させる必要があるのです。毎日、初日の問題を解いて4日間ぐらいすると記憶に残ると思います。その後は、同じ問題を思い出す感覚を2日ごと、3日ごと、と復習する間隔を広げていくのです。

 復習範囲がどんどん増えて大変そうに感じるかもしれませんが、記憶に定着しているぶん復習にかかる時間が短くなります。

 目標は「半月に1回復習するれば忘れない」レベルまで記憶を維持できることです。

  • 1日に解く問題数を多くしない
  • 新しく解く問題は初日2回、復習する
  • 次の日から4日間ぐらいは連続で同じ問題を復習する
  • 記憶が定着したら、復習する間隔を広げていく
  • 半月に1回復習すればわすれないレベルを目指す

勉強法のコツ

 残業などで仕事が立て込んだときはスケジュールを調整しましょう。無理のない範囲で現状維持に徹底します。

 どんな学習法も続けられなければ意味がありません。モチベーションを管理して、安定した精神状態を保ちましょう。

 最初にやろうと思ったところから、モチベーションが下がっていくのは当たり前です。モチベーションは上げるものではなく、下げないものなのです。

 学習のモチベーションを下げないために、最も大切なのは「学習のペースを乱さないこと」です。オーバーワークを1日でもしてしまうと、翌日に疲れが蓄積していってしまいます。それが、ストレスになっていくのです。

 いくら調子が良くても、計画したところでやめましょう。「今日はもっと勉強したかった」と思いながら眠りにつくことが重要なのです。

 話は変わり、解き方です。問題をいきなり回答しようとしても、最初はわからないのだから解けません。なので、解答欄の解説を読み込んでから、問題を読みましょう。

 単に問題の正誤を確かめるだけでは意味がありません。解答欄に詳しく書いてある周辺知識を確認しましょう。

 問題集は見開きで確認できるものが良いです。左ページに問題、右ページに解説が載っていると、問題と解説がすぐに見比べられます。時間のロスがありません。

  • 無理のない範囲でスケジュール管理をする
  • 学習のペースは乱さない
  • 「もっと勉強したかった」思いを抱いて眠る
  • 解答欄の解説から読み込んだ後で、問題を読む
  • 解答の周辺知識を確認する
  • 問題集は見開きで確認できるものがよい

試験2週間前

 試験2週間前は、勉強したことがそのまま点数に直結する期間といえます。

  1. 復習は継続する
  2. 市販の予想模試を買う

 復習はやってください。復習の頻度を弱めると、今まで勉強してきたものに穴が空いてしまうのです。

 過去問を今までベースにしてきたので、予想模試の問題はほとんどが初見になります。初見の問題だと、どれくらいの時間がかかるのかペース配分をつかみましょう。

 試験直前のモチベーションが問題です。不安はパートナーだと考えて下さい。試験当日まで、油断して気を緩めないようにサポートしてくれていると考えましょう。

 行動力と持続力が、生きていくうえで武器になります。どうか思い切ってチャレンジしてください。

感想

 本書では、勉強法に使う表が付録されています。色々ある勉強法の中の1つです。試してみてはいかがでしょうか。

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