その疲れは、最高のツマミになる。/著者:トラックめいめい

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

書籍情報

タイトル

その疲れは、最高のツマミになる。

発刊 2023年10月2日

ISBN 978-4-04-606563-6

総ページ数 183p

著者

トラックめいめい

18歳で運送業界に飛び込んだ女性トラックドライバー。2022年3月にXをスタートし、1年足らずで30万フォロワーを達成。自身の活動がドラマ化された『トラックガール』では、主演を乃木坂46の遠藤さくらが務める。

X

出版

KADOKAWA

もくじ

  • はじめに
  • 第1章 トラックドライバーという仕事
    • なぜトラックドライバーになったか?
    • トラックドライバーの仕事
    • お金が必要だから仕事をする
    • 会社初の新卒女性トラックドライバーに
    • トラックドライバーがおすすめな理由
    • 運転中、眠いときの正解は?
    • 仕事の切り替えスイッチはうまいビール!
    • 大きいほうが運転しやすい、は本当
    • トラックだって怖いときはある
    • 歩行者および運転するすべてのみなさまへトラックドライバーからのお願い
    • 2024年問題がよい変化のきっかけになってほしい
    • 「トラック路駐問題」=「待機スペースない問題」
    • トラックドライバーの雑学
  • 第2章 人間めいめいの日常の心がけ
    • 「仕事でストレスがたまらない」を最優先に
    • 必要以上に責められない環境へ行く
    • 仕事よりも自分の時間に価値を持たせる
    • 休んだからって人に迷惑はかからん
    • やる気120%で働くと、成長が楽しい
    • 達成感がお酒もご飯もおいしくする
    • メイクと服にも全力、納得するまででかけない!
    • 音楽は同じ曲を無限にループ
    • すべての努力でダイエットだけがめちゃくちゃ難しい
    • ネガティブは口に出さない!
    • 仕事に集中していると「仕事」が消える
    • やりたいことはすぐやらないと人生がもったいない
  • 第3章 どうあがいても必要な人間関係
    • はやく成長するためには人間関係が必要
    • 仕事でつくるのは友達じゃなくて仲間
    • ただ明るいわけじゃない
    • お酒のお付き合い
    • 私がどうしてもできない「心を開く」こと
    • 鎖国状態の人間関係も変えていきたい
    • 居場所は話しかけてくれる人のところにある
    • 友達別にいらない症候群
  • 第4章 常に前を向くメンタル思考法
    • 人は変われる! 私はどんどん変わって生きている
    • 1日1変化or1挑戦。 遠回りでもとにかくやってみる
    • 小さなチャレンジが理想の自分につながる
    • 辛かった学校に意味があった!
    • ダメだったときの道を常に想像しておく
    • 人に期待しない、人の期待に応えすぎない
    • 100点は自分にとっての100点しかない
    • 裏技や近道はつまらない
  • 第5章 人生の描き方
    • 人生をほんのちょっとでも変えたくて始めたSNS
    • SNSもトライアンドエラーで成長!
    • 自分なりの幸せのハードル
    • 変えられない短所は自分の真骨頂
    • インフルエンサーになる気はない
    • トラックドライバーを「小学生がなりたい職業」1位にしたい!
    • 人生のゴールは幸せになること
  • おわりに

はじめに

 夢と脂肪に満ちあふれた行動力抜群の北海道出身22歳トラックドライバー、トラックめいめいです。

 Xのビール投稿でみていただく機会が増えて、NHKにも取り上げてもらいました。『トラックガール』というドラマまで作られています。

 日々の生活にはつらいことがたくさんあります。けれど、しんどうだけじゃなく、必ず自分の経験値になっているものです。

 いちばんになれなくても、見方を変えれば毎日の生活に優勝は転がっています。

必要以上に責められない環境に行く

 命に関わったり、大きすぎる迷惑をかけたりするものじゃなければ、失敗はそんなに悪いことではありません。失敗せずに大きくなった人はいないはずです。

 もし、新人がミスをしても、作業が遅すぎても、まともに仕事ができる方法を考えて動くことが大切なのではないかと考えています。

 私もミスをします。できるだけ失敗を減らしつつ成長していこうと思っています。先輩方は、応援してあげましょう。

 経験がない子に激しく起こっても、昔の私みたいに気後れしてさらに失敗を重ねていくだけです。

友達別にいらない症候群

 結論、友達がいなくても幸せだったらOKです。

 友達を思い浮かべてくださいと言われたら、ひとりしか思い浮かべることができません。

 同性代の子とは話が少しずれてしまいます。「その人の楽しい」の優先順位が低すぎると思ってしまうのです。とにかくいろんなことを経験して、人間として成長して、ずっと幸せでいられる私に進化したいと考えております。

 「生き急いでいる」とかよく言われるけれど、その感想はわかる気がします。でも、早く成長したいとおもっているのです。そして、裏技は白けます。正攻法でたたうことにこだわり、無駄なエネルギーもたくさん使うことがモットーです。

ダメだったときの道

 常に人生が悪く転ぶパターンを想定して生きています。

 例えば、トラックめいめいのアカウントが突然フォロワー0になって終わるパターンを想像しているのです。

 その場合は、トラック運転手一本で生きていきます。

 今あるものが当たり前だと思っていません。ずっと続くなんてことはないのです。

 心を開いた人がいなくなったときのダメージを考えると恐怖に襲われます。けれど、いろいろな状況を想定して生きていく方が心が安定するのです。

SNSを始めた理由

 SNSのことをなにも知らなかった私は「こういう免許を持っていて、こういう働き方をしたいです」と発信したら、「うちで働きませんか?」みたいなお誘いがくるかもしれないと思っていました。

 SNSでひとりでもいいから誰かの目に留まって、私の尽勢が少しでもいい方向に動かないかなという、期待を込めたスタートです。

 SNSを始めてからは想像以上の動きがありました。「女性トラックドライバー」という存在が珍しかったのか、登録1週間で700人くらいの方からフォローしていただけたのです。ほとんどがトラックドライバーでした。

 そして、あるとき有名なYouTuberさんがコメントをしてくれて、私のアカウントがバッと広がりました。

 今では、「うちで働きませんか?」と言ってくれた会社に、SNS活動をサポートされつつ、普通にトラックドライバーとして働ける環境を整えて下さいます。

 行動することで、本当に人生が変わりました。なんでもチャレンジしてみるものです。

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