瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。

※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 会議、商談、プレゼン、レポート、企画書、ほうれん草など、仕事上のあらゆる場面で必要とされる「ビジネスパーソン必須の能力」です。

 「言語化力」を鍛えるメソッドとして、思いついたことをA4サイズ1枚のメモに次々と書いていくトレーニングをお勧めします。

 言語化から逃げられない状況をつくり、頭にある漠然としたモヤモヤを言語化しましょう。

 大変なことをするわけではなく、大きめのコピー用紙に1日に何回か書くのを習慣化するだけです。

書籍情報

タイトル

瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。

第1刷 2023年4月6日

発行者 小川淳

装丁 西垂水敦、松山千尋(krran)

発行 SBクリエイティブ(株)

本文デザイン 高橋明香(おかっぱ製作所)

本文イラスト 瀬川尚志

校正 ペーパーハウス

DTP (株)RUHIA

編集担当 速水將

印刷・製本 中央精版印刷(株)

ISBN978-4-8156-1892-6

総ページ数 279p

著者

出版

「何を言うか」で決まる

Image by Willi Heidelbach from Pixabay

 言葉が人に刺さるかどうかは、「伝え方」ではなく「何を言うか」で決まります。

 答えられないときがあるのは、あなたが普段感じていることや思っていることが、あなたの頭の中できちんと言語化されていないからです。

 クルマの持つ魅力をいざ質問されると、意外に答えるのが難しかったりします。

 伝え方は、あくまで最後の最後の技術です。上手に伝えようとするよりは、しっかりと言語化された思いや意見を発言できる必要があります。

言語の「速さ」

Image by Gerd Altmann from Pixabay

 メモを書く際に、制限時間を設けることで「スピード」を追求していきます。集中して書き出す環境を作ることで、自分の意見と出会うことができるのです。

 無意識に感じていることには、あなただけのオリジナルな考えが詰まっています。あなただけの人生経験が強く反映されているからです。

 無意識に感じていることを、次々に言葉にしてストックをつくると、結果的にあなたの「独自の視点」にあふれた「深い言葉」を生み出すことができます。

実践「リラックスとは何か」

UnsplashKelly Sikkemaが撮影した写真

 今回は「リラックス」をキーワードに、できるだけ有意義に過ごせるよう、あなたの「思いや意見」を言語化してストックしておくトレーニングをやってみましょう。

 A4用紙を縦におき、一番上に「自分にとってリラックスとは何か?」と書いて四角で囲みます。

 四角で囲んだ題名の下に、自分の思考を書いていきます。どう思うか、思ったことに対してナゼそう思うかの理由を書いていきます。

 制限時間は2分です。

 今回は「リラックス」でしたが、気になったニュースなど、自分が気になったテーマで書いていきましょう。その習慣をつけるだけで、あなたの言語化力は上がります。

経験を思い出す

UnsplashYusuf Evliが撮影した写真

 制約がないというのは、一見自由に見えて、実はとても不自由です。

 トレーニングする内容は、ある意味でとても自由です。正解があるわけではありません。

 自由過ぎて筆が進まない。もしくは、書き出した内容に意味があるのか不安になってしまうこともあります。

 そんなときは、「自分の経験を思い出す」意識を持ってください。記憶を引っ張りだす作業だと思えば、メモに書き出せそうな気持になります。

 そして、経験とは何か?と深掘りを進めていくと、できごとや感じたことを言語化できるでしょう。

おわりに

 コピーライターは非常に特殊な職業だなと感じています。広告というフィールド自体も特殊です。そこで、身につけたことが人の役に立つとは思っていませんでした。

 言語化に対して多くのビジネスマンが悩みを抱えているなど考えたこともありません。今回、「言語化力をテーマにした本を書いてみませんか」とお声がけをいただき、なぜ自分なのか、かなり戸惑いました。

 本書を書き終えて、私自身の経験を踏まえた具体的なトレーニングを、本書を通して言語化できたと感じています。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 いろいろ終わっていない。あれもやらなくては、これもやらなくては、と思っていて、なかなか前に進んでいる気がしない毎日を送っている方は、一回A4用紙の紙に思っていることを書き出してみることをお勧めします。

 書き出した後、凄く頭がスッキリとした感覚に見舞われるはずです。それを習慣化するのは、かなり難しいことだと思います。できるなら、定期的にメモ書きした方がストレスを感じにくくなります。

 無理にメモ習慣をつけなくても問題ないと思いますが、一番取り掛かりやすい方法を外部リンクで貼っておきました。

 メモ書きして寝ることを習慣つけていると、起きた後に記憶が整理整頓されているので、また新しい知識が蓄えやすくなると思います。メモ書きノウハウの参考に、この本はどうでしょうか。

 下に購入リンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。

 朝の読書がオススメするメモ書きのトレーニング↓

購入リンク

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