超「超」勉強法

※ 毎朝、5分ほどで読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 数学嫌いが大量に生産されるアドバイスは「自分の頭で考えよ」です。

 数学は、解き方を覚えて、それを当てはめていく科目です。英語の勉強などと同じように、単語を覚えて文法で組み立てるのと変わりません。

 人間以外の動物は、生まれた時に運命を決められています。努力によって克服することはできません。人間は努力で運命を変えることができます。努力の中で勉強は最も重要なものです。

 貧しい家庭にあっても、教育の機会を活用して自分の能力を高め、無限の可能性を追求できます。経済的な理由で大学に進めなくても、独学で資格を取得し、新しい進路を切り開くことができるのです。

 勉強こそが人間に与えられている最大の贈り物だと、気付いてください。

書籍情報

タイトル

超「超」勉強法

潜在力を引き出すプリンキピア

第1刷 2023年3月31日

発行者 鈴木勝彦

発行 (株)プレジデント社

デザイン 水戸部功

本文図版 朝日メディアインターナショナル(株)

編集担当 村上誠

制作 関結香

編集協力 大川朋子、奥山典幸(株)マーベリック

印刷・製本 中央精版印刷(株)

ISBN978-4-8334-4050-9

総ページ数 277p

著者

野口悠紀雄

 大蔵省入省。エール大学Ph.D(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授。専攻は日本経済論。

出版

プレジデント社

ヘリコプター勉強法

UnsplashJordan McQueenが撮影した写真

 できるだけ高いところから眺めたほうが、物事が理解できます。

 歩いて登らないといけないということはありません。ヘリコプターで上空まで連れてってもらえば良いのです。

 やる事は簡単です。分からない概念が出てきたら、百科事典などで調べます。そして、数学年上の教科書を読みましょう。ある程度わかったら、先に進んで下さい。

 先生を困らせるために難しい質問を教室でしようと、勉強するもありです。

文章は能力を測れる

UnsplashAnne Nygårdが撮影した写真

 能力がある人ほど、わかりやすい文章を書くことができます。

 これほど明確に能力を示す指標はありません。

 つまり、正しく分かりやすい文章の発信を頻繁に行うと、自分が能力を持っていると相手に知らせることができるのです。

 わかりやすい文章を書けるということは、文章を理解している必要があります。1500字の文章を読んで、まとまった意見や主張の論理構造を理解する訓練が必要です。

 また、どの言語にもフォーマルな文章とインフォーマルな文章があります。日本では、敬語を正しく使いこなせることが大変重要です。

文系の数学が足りない

Image by Gerd Altmann from Pixabay

 日本人には数学の基礎が足りていません。いろいろな教養を広げるより、物事を識別できるスキルや道具のほうが重要です。数学はその道具になります。

 文系であっても社会に出れば数学は必要です。特に微分積分を中心とした線形代数学と統計学は使います。

 文系だと、微分積分を学んでいないことも多く、日本では著しく欠けている学問の基礎です。データサイエンスやファイナンス理論では、どうしても必要になります。

 これを学ぶのに、セミナーを受講する必要もありません。独学で身につけられるものです。統計学の基礎を勉強し日常の仕事で活用するだけで、日本は大きく変わります。

日本を勉強社会へ

UnsplashAnna Hunkoが撮影した写真

 日本経済の成長に伴って大学進学率が上昇しました。しかし50%程度になると、それ以降は伸び悩んでいます。経済的な事情によって大学進学をあきらめる人が多いのです。

 また、奨学金制度も不十分で、良い成績を残したにもかかわらず、企業がそれを適切に評価しないので、卒業後のリターンが十分ではありません。

 実際、日本は先進国の中では、低学歴国です。アメリカの場合、能力があれば、ほとんど経済的な負担なしに高等教育を受けることができます。

 勉強したいと思う人間が、経済的理由なしに勉学する機会を得られることが重要ではないでしょうか。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 微積できないと言う人多いです。関数電卓で数字を入力するだけで計算できるものなので、そこまで難しくないのですが、拒絶されます。事務でも使う概念なので、仕事には必須の学問です。

 マネジメントする立場の人ほど、データサイエンスやファイナンス理論は必要だと思うので、独学でも勉強する必要があると思います。

 私も勉強する必要がありそうです。

 日本でも、学業の成績が目に見えて年収に関わってくれば、アメリカのように本気で勉学に励む学生が誕生するでしょう。

 それで、日本の将来が明るくなるというには、人口動態を無視しすぎている気もします。

 下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。

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