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目次
書籍情報
正しい「働き方」はどっち?
福田裕史
個人営業、法人営業、地域開発プロジェクト、ビジネス・マッチングなどに従事。
赤城正孝
経営者の時間づくりを解決する専門家。
管理会計と組織戦略を伝えることを得意としている。キャッシュフローの可視化、組織の効率化などにおいて定評がある。
秀和システム
- 「働く」ということ
- 第1章 社会人として、会社で働くということ
- Q1 社会人基礎力ってなに?
- Q2 目の前の仕事? 将来のキャリア?
- Q3 配置転換はチャンス?
- Q4 転職は考えるべき?
- Q5 仕事中心? プライベート重視?
- Q6 正社員? 非正規社員?
- コラム キャリアの考え方
- 第2章 入社したら確認しよう! 働くルール
- Q7 労働基準法ってなに?
- Q8 残業のルールって?
- Q9 勉強会に出る?出ない?
- Q10 休憩したいときどうする?
- Q11 休日出勤する?しない?
- Q12 残業は正確に申請する?
- Q13 変形労働時間制ってなに?
- Q14 フレックスタイム制って本当に自由?
- Q15 みなし労働時間ってなに?
- コラム 就業規則とは?
- 第3章 新しい働き方
- Q16 テレワークを上手く使うには?
- Q17 副業する?しない?
- Q18 仕事と子育てって両立できる?
- コラム その他の新しい働き方とは?
- 第4章 会社を休みたいとき
- Q19 年次有給休暇を上手に使おう!
- Q20 産前産後休業制度って?
- Q21 育児休業制度もあるの?
- Q22 父親も子育てする?
- Q23 介護のために休めるの?
- Q24 有給休暇以外の休暇って?
- Q25 休暇や休業を取得するとき
- コラム 有給休暇の取得率は上昇傾向
- 第5章 職場でのピンチの場面
- Q26 飲み会の上手な断り方って?
- Q27 パワハラを受けたときには?
- Q28 メンタルが不調なときは?
- Q29 残業代の未払い?
- Q30 試用期間中の解雇は仕方ない?
- Q31 懲戒処分ってなに?
- Q32 障がいを負ってしまったら?
- Q33 困ったときの相談先は?
- コラム ハラスメントの種類は?
- 第6章 給与明細を見てみよう
- Q34 手当ってなんだろう?
- Q35 住民税? 所得税?
- Q36 社会保険ってなに?
- Q37 最低賃金ってあるんだ!
- Q38 なぜ賞与ってもらえるの?
- コラム 日本の賃金の伸びは低い!
- 第7章 ケガや病気で病院へ行くとき
- Q39 国民皆保険とは?
- Q40 健康保険ってなに?
- コラム マイナ保険証のメリット
- 第8章 業務や通勤でケガや病気をしたとき
- Q41 労災保険ってなに?
- Q42 労災保険になる?ならない?
- Q43 精神障害も労災になるの?
- コラム「労災かくし」は犯罪です!
- 第9章 退職や失業したとき
- Q44 雇用保険ってなに?
- Q45 基本手当ってなに?
- Q46 教育訓練給付がもらえる?
- コラム 企業の倒産件数は増えている!
- 第10章 歳を重ねたときの生活は?
- Q47 退職金はみんなもらえるの?
- Q48 年金制度ってどうなってるの?
- Q49 老齢年金って必ずもらえるの?
- Q50 障害年金? 遺族年金?
- コラム 社会保障給付費の推移
- おわりに
書籍紹介
この本は、社会人1年目の方や働き方について基礎から学びたい方にぴったりの内容で、労務に関する知識を楽しく、わかりやすく解説しています。ブラック企業問題や週休3日制の検討など、現代の「働き方」に関する話題が注目される中、自分の働き方が正しいのか、もっと良い方法があるのか、考えるきっかけを与えてくれる本です。
本書の最大の特徴は、2択クイズ形式で労務の基礎知識を学べることです。給与明細の見方、年末調整の仕組み、財形貯蓄のメリットなど、普段何気なく接しているテーマが50個取り上げられています。これらのトピックは、社労士の視点から丁寧に解説されており、専門知識がなくてもスラスラ読める工夫がされています。クイズ形式なので、読みながら「どっちだろう?」と考え、答えを確認することで、自然と知識が身につく楽しさがあります。たとえば、「残業代は必ず支払われるもの?」といった身近な疑問から、労働基準法や社会保険制度の基本まで、働く上で知っておきたいポイントが網羅されています。
試し読み
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
企業の倒産件数は増えている

東京商工リサーチによると、令和6年には倒産件数が1万件を超えました。3年前の6千30件に比べると、かなりの増加傾向にあります。
倒産の原因は、人手不足、人件費の高騰、原材料の高騰などです。企業が倒産すると、給与の減配や未払いなどの従業員に大きな影響があります。
社会の背景を知りつつ、勤める会社や業界の動向にも関心を持ちましょう。