ガチャガチャの経済学/著者:小野尾勝彦

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※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

書籍情報

タイトル

ガチャガチャの経済学

発刊 2023年9月15日

ISBN 978-4-8334-2494-3

総ページ数 166p

著者

小野尾勝彦

一般社団法人日本ガチャガチャ協会代表理事
株式会社築地ファクトリー代表取締役
プラスチック原料の照射勤務を経て、1994年ガチャガチャメーカーの株式会社ユージン(現タカラトミーアーツ)に入社し、多くの商品企画や開発を手がける。

出版

プレジデント社

もくじ

  • はじめに
  • 第1章 市場規模は610億円へ!コロナ禍でも急成長したガチャガチャビジネス
    • 「専門店の登場」「女性ファンの急増」ガチャガチャ市場をけん引する二大要因
    • もうすぐ60周年! 日本で独自の進化を遂げたガチャガチャ業界発展の歴史
    • なぜ日本人はガチャガチャが好きなのか? ガチャガチャ市場拡大の背景を探る
    • ガチャガチャでブランディング! 企業とガチャガチャのコラボ
    • Interview ジャンルとして確立した「企業コラボもの」。開発で心がけているのは、起業の課題解決のサポート
      • (株式会社タカラトミーアーツ ガチャ・キャンディ事業部 加藤しずえ氏)
  • 第2章 誰がつくって、誰が売っている?知られざるガチャガチャビジネスのしくみ
    • 「メーカー→代理店→販売店」基本構造は他業界と同じ
    • ガチャガチャ業界のメインプレーヤー① メーカー
    • ガチャガチャ業界のメインプレーヤー② オペレーター(代理店)
    • ガチャガチャ業界のメインプレーヤー③ 販売店
    • Interview 第4次ブームのけん引役「専門店」。業界に革命を起こした「ガチャガチャの森」誕生の秘密
      • (株式会社ルルアーク 代表取締役社長 長友伸二氏)
  • 第3章 フロントランナーに聞く、ガチャガチャビジネスで成功する方法
    • Interview シリーズ累計2000万個「コップのフチ子」生みの親が語るガチャガチャビジネスの未来
      • (株式会社奇譚クラブ 主宰 古屋大貴氏)
    • Interview 新規参入組ながらヒット連発で年商20億円!〝チャラ社長〟からみた、ガチャガチャビジネスの面白さ
      • (株式会社クオリア 代表取締役 小川勇矢氏)
    • Interview 独自のクリエイティブの出発点は「楽しさ」。シビアなガチャガチャの世界を抗議でも再現
      • (有限会社ザリガニワークス 武笠太郎氏、坂本嘉種氏)
    • Interview シリーズ累計250万個ヒットの「神獣ベコたち」発想のヒントは〝ギャップ萌え〟
      • (株式会社妄想工作所 代表 乙幡啓子氏)
  • 第4章 カプセルレス、キャッシュレスも登場!進化を続けるガチャガチャビジネス最新トレンド
    • 「カプセルレス」「紙カプセル」が登場!ガチャガチャでも始まったSDGs
    • もうコインは要らない? キャッシュレスガチャの動き
    • ガチャガチャで町おこし? 日本各地で始まっている「ご当地ガチャ」の取り組み
    • もう日本人だけのものではない! 世界に広がる日本のガチャガチャ文化
  • 巻末対談 ガチャガチャが日本を救う! ~ガチャガチャに学ぶ、今後のビジネスヒント~
    • 森永卓郎(経済アナリスト)×小野尾勝彦
  • おわりに

はじめに

 ここ数年の間、ガチャガチャのマーケットが異様な盛り上がりを見せていることを、多くの方々がご存知ではないでしょうか。

 日本でガチャガチャが盛り上がっている背景には、日本人の宗教観、手先の器用さとものづくりへのこだわり、キャラクターグッズや小物好きなどの国民性、中国の安価で豊富な労働力のおかげで実現した低コストと高クオリティの両立など、ガチャガチャが初めて日本に導入された約60年前から何度かのブームを経て、連綿と築かれたものです。

 本書は現在ガチャビジネスに何らかの形で携わっている方々、これから参入してみたいと考えている方々、そしてガチャガチャを愛する方々を主なターゲットにしていますが、一方でガチャガチャ自体にそれほど興味のない人にも読んでもらいたいという思いがあります。

 元々はアメリカで生まれたガチャガチャが、日本で現在のような独自の進化を遂げた背景およびデフレやコロナなどで多くの企業が苦境にあえぐなかで数少ない成長産業であることには、他業界の方々にとっても多くのヒントが隠されていると思うからです。

企業とガチャのコラボ

 コカ・コーラや森永製菓などとタイアップしたガチャガチャがありました。マクドナルドの店内にハンバーガーやフライドポテトなどのメニューをモチーフにしたキーホルダーやマグネットが売られていたことを覚えている方もいるのではないでしょうか。

 企業と正式なライセンス契約を結ぶ場合もありますが、社名を1文字だけ変えたパロディ商品として出される場合もあります。

 様々なメーカーが「企業コラボもの」に参入し、専門店に行けば1つのコーナーができています。忠実にミニチュア化して飾れるようにしたものや、ミニチュアにチャームをつけてカバンなどに取り付けられるようにしたものが中心です。

 自社ブランドの商品を浸透することにつながり、かつての商品をミニチュアの立体物として残せることも、意外な魅力に映るようです。

代表的なガチャメーカー

株式会社トイズスピリッツ

Qualia ガチャガチャの面白さ

 小川社長は以前、新聞のインタビューで「ガチャガチャで億万長者になりたい」と言っていましたが、今でもその考えに変わりはありませんか?

 ガチャガチャは儲かると思っていません。最初は赤字になることが多いです。けれど、10商品出せば2商品は必ず再販しています。あと3商品ぐらいは色替えやパート2につながっています。
 ガチャガチャに参入したいと思っているならチャレンジしてください。28歳で独立して、なんとか会社を維持できています。なんとなく「ガチャガチャ好きでやりたい」と思ってやったほうが成功するのではないでしょうか。
 なにより、お客様から「面白い」「造形がしっかりしている」「サイズが大きい」という声をきくと、すごく楽しいです。

キャッシュレスガチャ

 すでにバンダイはQRコードや「スイカ」などの交通系ICカードを使ってガチャガチャを回せる「スマートガシャポン」をJR駅構内に置き始めています。スマホやICカードでガチャガチャを回せるという意味です。

 株式会社ソニックジャムと株式会社funboxが共同で開発した「ピピットガチャ」というマシーンを使ったプロジェクトがあります。このピピットガチャは、QRコードで回せるマシーンで、QR決済サービスが使えるSNSや電子決済サービスを使うことで購入できます。

 このQRコードの仕組みをつかってライブ会場に設置する動きがあります。特典としてチケットについているQRコードをかざすと、アーティストの缶バッチなど入っているガチャガチャを1回引けるというものです。

あとがき

 「レバーを回す」「何が出てくるかわからない」。この要素が変わらないかぎり、ガチャガチャの未来は変わりません。

 日本ガチャガチャ協会は、ガチャガチャを心から愛し、楽しさを広め、世界を平和にしたいと考えています。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 家にいながらガチャガチャができる時代も、そう遠くない未来に実現しそうです。実店舗いらないのではと思ってしまいました。

 適当にガチャPならぬ専用通貨を購入してもらって、黒猫のコンパクトBOXを利用したカプセルBOXをポイントと交換し、ガチャガチャの種類を選択して、ポイントでデジタルガチャを回すというようなシステムならスグにでも創れそうな気がします。

 ぶっちゃけ、カプトレのシステムより簡単でしょう。3Dで獲得した商品をグルグル見れるといった機能があると親切だと思います。

 QRコードが使えるのだから、Lineペイなどでクレカ決済すればガチャを回せてしまいます。新500円玉、新千円札などに悩まされることもないでしょう。難点は、VISAなどで直接使えないのが面倒くさいというくらいです。

 「ガチャP期間限定!当たったら、ポイント還元?」みたいなイベントも簡単に作れるし、商品がまだ出来上がっていない状況でも見切り発車販売が可能です。Vtuberなどの配信者も、広告しやすいようなツールがつくれそうです。

 お台場でプロゲーマーとYouTuberの格ゲー企画に、ゲームキャラとコラボしたガシャポンが置かれていて、ガチャガチャに入場券のQRコードをかざして、推しのキーホルダーなどが当たったら嬉しいのではないでしょうか。

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