ギリギリ消耗しない生き方/著者:US生活&旅行

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書籍情報

タイトル

底辺駐在員がアメリカで学んだ

ギリギリ消耗しない生き方

発刊 2023年10月26日

ISBN 9784046064424

総ページ数 154p

著者

US生活&旅行

在米10年目アラフォー駐在員。フロリダ州、ネバダ州、カリフォルニア州、ニューヨーク州を転々とし、コロナ禍でリストラを経験。失業時にYouTubeチャンネルがブレイクした。

出版

KADOKAWA

もくじ

  • はじめに
  • 第1章 どん底ニート、実家で病を患う
    • やりたいことが見つからず新卒入社した会社を2年で退職した話
    • 不健康な生活で病気を引き寄せてしまった話
    • 20代半ばで病気になり季節労働者となって4年間働いた話
    • ギリギリ20代のフリーターが駆け込みでフロリダへ語学留学をした話
    • 英語が絶望的に話せなくても1ヶ月で光が見え、3か月で変われた話
    • 履歴書に「海外勤務」と書くためにインターンシップを考えたセコイ話
    • 30歳フリーターでも1ヶ月でインターンになれた話
    • 「何かを始めるのに遅いということはない」が、お金は必要だった話
  • 第2章 ゼロスキルでもアメリカ移住、キラキラのないNY生活
    • 英語の仕事も旅行業界も未経験でテンパりまくりの30歳インターン
    • インターンなのに支店へ異動⁉ 米国旅行業界は慢性的人手不足
    • インターンからまさかの正社員に 人生の新しい扉が、ふと開くとき
    • 西から東へ。ニューヨーク勤務はカルチャーショックの連続!
    • セントラルパークにさえ行かなかったニューヨークの約4年間
    • どん底の経験がトラブルで生きてくる大きな期待をせず淡々とやるのみ
    • ニューヨークはネズミ天国 地下鉄の駅にはチワワ大のネズミも
  • 第3章 コロナ禍でクビに!結局なんとかなった
    • 先の見えないときこそこれまでの運に感謝する
    • リストラされ、さよならNYファーストクラスで帰国する
    • 35歳からの転職は難しい⁉ 日本で転職サイトに登録してみる
    • 日本で働くか、米国で働くか
    • 母を、日光の「ザ・リッツ・カールトン」に連れて行ってみた
    • 一度はクビになったけれど、なんとかなった。復職してラスベガス
  • 第4章 アメリカで学んだ節約暮らし
    • アメリカの賃貸住宅は安いほどスリリング
    • 米国では、日本のビールが日本よりも安い
    • 差別があっても多様性を認める米国は面白い
    • 永住権が当たる米国+医療費
    • 車社会アメリカで車を上手に使う方法
    • 「Uber」や「Lyft」を上手に使う方法
    • 出張&旅行時の荷物
    • 銀行口座開設とクレジットカード入会ボーナスでセコク稼ぐ
  • 第5章 ラスベガスで在宅勤務、YouTuberになる
    • 動画編集未経験。「なんとかなる」とYouTubeに初投稿
    • 鳴かず飛ばずで1年が過ぎ バズった動画は280万回視聴に!
    • YouTubeの収入は動画撮影の経費に これからも世界を旅したい
    • 旅の楽しさ「百閒は一見にしかず」
    • 山に登り、今までに見たことのない景色を見る楽しみ
    • 心を広げるために、地平線と水平線、海岸線を見に行く
  • 第6章 ギリギリ消耗しない生き方
    • 自分の体を作ることは自分を作ること
    • こだわらないことが唯一のこだわり
    • 同調圧力のない環境を選んで人間関係による消耗を減らす
    • 生きていくのはツラいこと でも今よりどん底を知っている
  • COLUMN
    • 渡米にかかった費用
    • キラキラのないN.Y.生活
    • これまで住んだ部屋の間取り図
    • エクセルでお金管理 米国式財テク
    • 例のディナー
    • ギリギリ消耗しない5か条
  • おわりに

お金は必要だった

 米国はキャッシュレス社会です。アパートの賃貸料金も銀行引き落としですから、米国の銀行口座がないとアパートを借りることができません。しかも、米国で銀行口座を開設するには社会保障番号が必要で、日本のマイナンバーのようなものを、米国の収入などの裏付けを証明して取得しなければならないのです。

 インターンとして渡米するのに、お給料が出るまでアパートを借りられないのでは困ります。そこで、大家と交渉して金融機関の残高証明書を提出することで、入居することができました。

 残高証明に必要な額は200万円ぐらいが一般的だそうです。

 インターシップを利用する場合でも、航空チケット代、アパートを借りるための前家賃と家賃、お給料がでるまでの1ヶ月の生活費、残高証明用の資金などが必要となっています。

 20代の私は「やりたいことが見つからない」とニートに片足を突っ込んでいたフリーターでした。28歳で語学留学を決意し、30歳でインターンシップに挑戦しなければ、今の旅行会社の海外駐在員として働く現在の私はいなかったでしょう。

日本で働くか、米国で働くか

 米国の旅行業界で働いている場合、転職先はほぼ旅行商品の企画・実施を行う旅行業です。エンジニアや金融関係、マーケティング関係の仕事をしている人は、専用のスクルを積み上げることでさまざまな企業への転職が可能ですが、旅行業には異業種で活かせる専門的なスキルがあまりない、というのが実情でございます。

 日本で新しい会社に転職すれば、仕事を一から覚え、人間関係も始めから作ることになります。

 米国で再就職すれば、賃金の低い旅行業。加えて日本は、人口と国力が減少傾向にあり、日本人相手の旅行業は衰退産業となるかもしれません。

 いろいろ考えましたが、今、楽しく仕事ができそうな米国での暮らしを選択しました。予期せずYouTubeがバズり、米国暮らしのほうが動画配信ネタを作りやすいという考えもあったのです。

旅の楽しさ

 ニューヨーク勤務のとき、紅葉シーズンと重なる時期は繁忙期となり、オフィスにかじりついているため、自分が紅葉を観に行く旅をすることは、ありえないことでした。

 コロナ禍で本業の仕事がゼロにになったことで、YouTubeの撮影のために紅葉の東海岸を旅できました。いつも知らなかった米国を知ることができて、楽しい経験となったのです。

 石畳が続く港町ポートランドは、海産物が美味しい町としても有名です。ロブスターやムール貝を食べて、配車サービスを手配し、ビールも嗜みました。19世紀半ばまで鯨油で灯台が照らされていたようです。石油を掘り出す技術がなかった人類にとって、鯨油が世界を動かしていました。

 メイン州ポートランドからニューハンプシャー州へ入り、紅葉が美くしい州道112号「カンカマガズ・ハイウェイ」へ。このハイウェイを通るツアーの手配は過去にしていましたが、実際に訪れるのはこのときが初めてだったので、とても参考になりました。

ギリギリ消耗しない5か条

5か条
●人の目を気にしない
●運に感謝する
●目標を持たない
●結果に期待しない
●健康が一番

 周りの人は、他人の服装などは気にしていません。

 運がいいよときは、素直にポジティブになりましょう。

 目標をもたず、とりあえず目の前のことをこなすことで、不安が軽減します。

 高い理想を設定すると、現実に突き落とされてしまいます。

 健康は取り戻すことが難しいです。自分で体をコントロールして、自身につなげていきましょう。

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