人生を成功に導く10の原則

※読んだ本の一部を紹介します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 オックスフォードの創立は11世紀とされ、英語圏では世界最古の大学ということになります。これまでに28人のイギリス首相、72人のノーベル賞受賞者を排出し、160ものオリンピックメダルを獲得してます。

 日本で最も歴史のある東京大学でも創立は1877年なので、とんでもなく長い歴史があるといえるのです。

 その後、オックスフォードで学んだ思考様式は、ビジネスの場で大いに力を発揮しました。

10の成功原則
1.学びを楽しむ
2.「やればできる」を信じる
3.小さな成功を喜ぶ
4.アクションを重視する
5.グローバルな視点をもつ
6.失敗を恐れない
7.マルチプルに考える
8.時間をフルに使う
9.優先順位をつける
10.他人と良い関係を築く

書籍情報

タイトル

オックスフォード式

人生を成功に導く10の原則

著者

小里博栄

LA DITTA SINGAPORE代表取締役。グローバル並行起業家、社会心理学者。

出版

光文社

読書は複数のジャンルをランダムに

ポイント
●マルチプルな視点をもつためには、読書は欠かせない。
●読む本のジャンルはランダムにする。
●図書館の返却コーナーを利用するのが、お勧め。

 マルチプルな視点をもつためには、読書はとてもいい手段です。

 私は、あえて5冊ほどを同時並行で読む事にしています。そして、選ぶ本のジャンルはランダムです。

 そのために、図書館の返却コーナーに並んでいる本の中からチョイスすることをお勧めします。色々な人が読む本を5冊選べば、自分とは無縁だった知識と出会える可能性が高くなるのです。

 オーディオブックを聞きながら印刷された本を読むこともイチオシです。本の内容がより鮮明に頭の中に残るのです。

どこか無理をしている日本人

ポイント
●日本のサービスは、格安で最高のサービス。
●もはやオカシイほど、サービス過多。
●海外向けのサービスは値段を高く設定し、努力を減らすことが必要。

 日本に帰国すると、最高のサービスを受けられることに感嘆します。

 宿でのおもてなし、予定時間ピッタリに運行されている交通機関、安くて美味しいレストラン、清掃の行き届いたビルディングなど、価格以上の価値を感じるのです。

 わかりやすいのは日本のディズニーランドです。サービスが維持されていてファンタジーの世界に没入できるのです。

 しかし、時々感じますが、日本の人々はどこかでムリをしているのではないでしょうか。

 東京の飲食店でのアルバイト時給金額は約1100円だが、アメリカのロスでは2300円を超えています。しかし、日本のサービスの方が優れている面は多いのです。

 注文から品物が提供されるまでの時間、店内の衛生環境、オペレーションは一級品で、牛丼にはみそ汁ついてくるのです。どう考えてもオカシイと思います。ニューヨークではランチ代が2000円に収まらないのが普通なのですから。

 努力に見合った対価を得ていないとなると、価格を上げるか、努力を減らすかです。

 特に外国人向けのサービスの値上げはした方が良い、同時にサービスにかける努力を減らすことも同時に考えたいのです。マンパワーに頼った過剰なサービスは見直すべき時期に来ているのではないでしょうか。

楽しくなければやるな

ポイント
●学びでも仕事でも楽しむことがモチベーションを高める。
●仲間と楽しめることをビジネスにしていく。
●ビジネスを始めるときは、既存の事業が傷つかないようにする。

 オックスフォード式10の成功原則の1に「学びを楽しむ」があります。楽しむという意識が、学びのモチベーションになるのです。

 どんな壮大な夢でも楽しみながら実現できると信じることが大切になります。

 勘違いしないでほしいいのは、儲け話に飛びつくことが重要なわけでは無いことです。まともな企業であれば、新規事業を始めるときに必ず「ブランドテスト」を実施します。事業のブランドに傷をつけないか検証するプロセスです。

 ブランドテストに合格しなければ、いかに巨額の利益が望めるとあっても手を出しません。仲間と一緒に楽しみたいという考えを貫くことが大切です。

本質的な価値にこだわる

ポイント
●インドで、商売をしようとしている。
●インドの食文化が豊かになるイメージができている。

 現在、僕はインドでキッコーマンの醤油を広めている最中にあります。売上につながるのはまさにこれからです。

 シェフに醤油を使ってもらうのはもちろんのこと、料理学校の生徒に醤油のことを知ってもらったり、ソーシャルメディアのインフルエンサーを通じて、宣伝活動を行ったりと、地味な仕事を続けています。

 近い将来、インドの多くの家庭に醤油が普及することを確信しているのです。砂糖や塩、ケチャップなどの調味料とともに、食卓に並ぶ光景が目に浮かびます。

 醤油は、応用が無限にあります。隠し味としても使えるのです。アメリカで万能調味料として受け入れられたように、インドの食文化と醤油が融合する日はそう遠くないのではないでしょうか。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 楽しそうにビジネスを展開していることが伝わってきます。醤油がインドで広がるイメージが私にも想像できたような気がするのです。

 あとは、日本の教育でビジネスについての授業は受けたことがありません。大学でも概念的なものもありませんでした。就職するために必要な〇〇はナゼか色々あるものの、企業やお金、ビジネスの始め方は学ぶことが少ないような気がします。

 幸い、日本にはこういったビジネス書があるので、授業で学べない代わりに本で読むことができるのです。大人になってからでも学べますし、学生でも手にすることができます。オックスフォード式、学んでみてはいかがでしょうか。

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電子

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