メモで自分を動かす全技術/著者:高田晃

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※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

書籍情報

タイトル

メモで自分を動かす全技術

発刊 2023年9月24日

ISBN 978-4-7569-2285-4

総ページ数 263p

著者

高田晃

一般社団法人 日本手帳マネージメント協会 代表理事
株式会社ラグランジュポイント 代表取締役社長
手帳を活用した目標達成メソッドで、自己実現のためのコーチングを手がけるライフコーチ。「手帳で人生をデザインする」を標語として掲げ、キャリア形成・独立起業・習慣化・自己改革など、手帳によって人生を設計してきた約20年にわたる自らの経験をベースに、その方法論をコーチングやセミナー等を通じて発信している。

出版

明日香出版社

もくじ

  • はじめに
  • 序章 未来は「書く習慣」でつくられる
    • 「予測不可能な時代」を生きる術
    • 「考え抜く力」があれば怖くない
    • 「書く習慣」で知的生産力を高める
    • 夢は「書き出す」ことで実現する
    • 「書く習慣」が私の人生を変えた
    • 多くの成功者を支えた「書く習慣」
    • きれいで美しいメモやノートは必要ない
    • デジタルツールより「手書き」を重視する理由
    • COLUMN 「書く習慣」で主体性を育む
  • 第一章 「アイディア」を生み出す
    • デキる人は「アイディアノート」で思考する
    • アイディア発想の「原理原則」
    • アイディア発想の「3ステップ」
    • アイディアを生み出すメモ&ノート術
      • ひらめきやすいタイミングを知る
      • 「アイディアの断片」の書きとめ方
      • メモを小さなノートに書きためる
      • ノートに縛られず、とにかく書きとめる
      • 新聞スクラップ活用法
      • 新聞スクラップも「紙」がいい理由
    • 「気づく力」を高める方法
    • 【ワーク】あなたの課題を書き出してみよう
  • 第二章 「思考」を深める
    • 書きためたメモをノートに転記する
    • ルーズリーフを母艦ノートにする
    • ノートの大きさは「思考のしやすさ」に比例する
    • ノートはどんどん加筆修正していく
    • ノートを使って「どこで」思考するか?
    • ノートを見返す習慣を身につける「2つのコツ」
      • 見返す時間をブロックする
      • こだわりのノートを使う
  • 第三章 「読書」を血肉にする
    • 読書こそが最高の自己投資だ
    • 本にどんどんメモを書き込む
    • 3色ボールペンを使って読書する
    • ノートを使った読書後のフォローが重要
    • 読書を行動に結びつける「3行ノート」
    • 読書の効果を最大化させる「アウトプットノート」
    • 読書から表現力を高める「語彙リスト」
    • 失敗しない本の選び方
      • 目的を明確にする
      • 奥付と書評コメントをチェックする
      • セカンドオピニオンを求めて複数冊買う
      • 古典的名著を選ぶ
    • 「積読」で多読していく
    • 良書は何度も読み返す
    • 古典を読んで人間力を育む
    • 「アウトプットする場」を設けることの効果
    • COLUMN 推薦図書
  • 第四章 「人生」を設計する
    • 「書く習慣」で人生をデザインする
    • 人は「夢で描いた自分の姿」以上にはなれない
    • 自分の「在りたい姿」を書き出す
    • 「価値観」を書き出して自分軸をつくる
    • 「夢」を書き出す
    • 「ビジョン」を書き出し、自分の未来を描く
    • 夢の実現のために「マイルール」を書き記す
    • 【ワーク】あなたの人生について考えよう
  • 第五章 「目標」を達成する
    • 夢を行動に変える
    • 数値化された目標を設定する
    • 目標はストレッチゾーンのなかで設計する
    • 1年の目標を書き出す
    • 1年の目標を頓挫させないための秘訣
    • 目標達成のためのアクションプランを書き出す
    • メモで行動を振り返り、PDCAを回す
    • 「一人戦略会議」に1%の時間を投資する
    • 毎日アファメーションを書いて、自分を奮い立たせる
    • 書く瞑想「ジャーナリング」で心を整える
    • 【ワーク】あなたの目標を書き出してみよう
  • おわりに 「メモ」と「書く習慣」が、未来を変える!
  • 読者特典
  • 巻末付録

はじめに

 メモが「自分を動かす」「自分を変える」ことに効果があると考えている人は、そう多くはないかもしれません。

 しかし、意図的にメモをとる行為や、それを習慣にすることは、自分自身を驚くほど変えてしまう威力をもっています。

 長期的な人生を描くとき、ビジョンの実現に向けた行動力は「書く行為」によって高めていくことができるのです。

アイディア発想の「原理原則」

 アイディアとはネタとなる「アイディアの断片」同士の結合です。

 アイディアの断片は、突拍子もないときに思いついたり、降ってきたりするもので、机の前でかきむしりながら考えて発想できるものではありません。

 ネタとなるアイディアの断片を日々の活動のなかでストックしておき、後から断片同士を結合させるという調理工程を踏むことによって、ようやく使えるアイディアが誕生します。

「積読」で多読していく

 積読という言葉があります。

 本を購入し、「いつか読もう」と思ってはいるものの、まだ読まずに放置して積んである状態の本を意味したものです。

 少しでも気になった本は即購入しています。自宅の書斎の机上は、常に未読の本が山のように平置き状態です。

 併読スタイルは、非常に効率的な読書法だと思っています。その時々で自分の気分にあった本を手にとって読み進めることができます。お勧めです。

 買った本が積まれた状態は、自分が学びたいことや知りたいことを鏡のように映し出しているという意味で、知識欲を無駄にしないための読書スタイルだと考えています。

 今読んでいる1冊を読み終えてからでないと、次の本に移ることができないという固定概念を持っているのなら、ぜひ試してください。

「マイルール」を書き記す

 夢の実現のために「やらないことリスト」を書き出しておくことをオススメします。

 やらないこと、やめることをリスト化するだけです。仕事面と私生活でそれぞれで書き出すといいでしょう。

 自分が「やらないこと」を日々の生活のなかで守ることができているかを定期的に確認することも大切です。

 月末や月初に1ヶ月間の自分の活動を振り返る機会を設けています。

毎日アファメーションを書く

 毎日、肯定的な宣言を書くといいです。

 「私は楽しい仕事をしています」

 「私は自分の目標に向けて、一歩一歩着実に近づいています」

 「私は人から好かれる魅力的な存在です」

 「私は何でも素直に受け入れることができます」

 「今日は最高の1日になります」

 自分が奮い立つのであれば、内容は何でも大丈夫です。

 これは、世界のアスリートや起業家も実践する効果の高いものとなっています。

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