いつのまにか億り人になれる超マネーハック/著者:品田一世

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書籍情報

タイトル

“カナダ式”で幸福度も資産も増え続ける!

いつのまにか億り人になれる

超マネーハック

発刊 2023年9月22日

ISBN 978-4-04-606511-7

総ページ数 235p

著者

品田一世

海外で活躍するファイナンシャルプランナー。
Canadian Flower Inc.代表。
リカレント市民大学客員教授。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券を経て、渡米。ニューヨーク工科大学大学院にてMBA取得。ロイヤル・バンク・オブ・カナダを経て、バンクーバーでファイナンシャルプランナーとして独立。

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出版

KADOKAWA

もくじ

  • はじめに
  • STEP1 カナダ人はなぜ幸せなのか? ~投資の土台となる考え方
    • まず自分の幸せを理解する
    • 金を稼ぐのは汚い?
    • お金を追い求めているだけでは幸せになれない
    • 日本での老後は決して不安ではない
    • お金について不安があるとバカになる
    • お金を使わないと幸せになる
    • 投資てお金を増やして不安をなくす
    • 幸福度が下がる節約には意味がない
    • 信用を落とす節約はしない
    • 大事なのは始めること
  • STEP2 つみたてNISAは資産形成の最強の武器
    • 貯金でお金の価値が減りかねない時代
    • 始めるのに専門知識はいらない!
    • プロが勝手に選んでくれる投資信託
    • 世界は99.9%成長する_何も考えなくてもいい
    • 複利の力で「億り人」になれる
    • なぜ一括でなく積み立てなのか
    • 値下がりは仕入れのチャンス
    • 値動きに一喜一憂しない
    • リーマンショックの前日に買っても長期保有は損しない
    • 話題のインデックスファンドとは
    • つみたてNISAは「億り人」へのチケット
    • つみたてNISA×iDeCo=最強
    • アメリカ株を買え
    • アメリカ株に投資すべき7つの理由
    • ドラえもん+出木杉くん+スネ夫+ジャイアン=アメリカ
    • 「S&P500」に連動した商品を、楽天証券かSBI証券で
    • 銀行マンも証券マンも金融のプロではない
    • 口座をつくるのは簡単、税金の手続きもいらない
    • クレカ積み立てでさらにお得に
    • 新NISAをやるべきもう1つの理由
    • 投資は人生の選択肢を広げる
  • STEP3 幸せな億り人になるためのライフハック
    • カナダ人はマジメではない
    • 脳は1日3万5000回選択する
    • 朝の時間は大切にする
    • 瞑想しよう
    • 週3日筋トレ
    • 毎日30分語学を学ぶ
    • 移動中は耳から学習
    • 将来の夢のために2時間ねん出する
    • 寝る前に15分のKindleの読書
    • アウトドアや旅行で幸福度を上げる
    • スタバは特別な日に
  • STEP4 「捨てる」だけでお金が貯まり出す習慣
    • テレビ、書籍、マットを家に置かない
    • 「見栄」を捨てる
    • 使わないサブスクは解約する
    • 「負け確定の」のギャンブルや宝くじには手を出さない
    • 支払いすぎの生命保険をやめる
    • 崩れつつある不動産神話に騙されない
  • STEP5 お金より大切なものを手に入れるために
    • 才能がなくても資産形成はできる
    • 人背の価値観を問い直してみよう
    • 資産形成に特効薬はない
    • 幸せな人生のために
  • おわりに

はじめに

 カナダでは職場でもプライベートの友人もみんなニコニコしています。実際、カナダは幸福度の高さで知られているのです。

 経済的な豊かさはもちろん、医療費が無料など社会的支援も手厚いことでしられています。なにより、カナダ人は周りを気にせず、自分の人生を歩めていることが幸せにつながっている印象です。

 カナダ人には「億り人」も多いですが、起業したり、転職を重ねて、キャリアアップをしていったわけではありません。「幸せ」と「お金」を日本人より知っているだけです。

 マネーハックには、才能はいりません。極論を語れば、皆さんが自分の幸せを明確にできれば、お金は貯まります。誰でもできるのです。

幸福度が下がる節約には意味がない

 肉体的に無理がある節約はやってはいけません。

 日本人は節約を苦労話と結び付けがちではないでしょうか。苦労と努力と労働を混同している印象です。苦労して生活を切り詰め、貯金高を増やそうとしがちな点を否定できません。

 節約しようとすると食費削減をしがちです。食事を制限すると、脳が幸せを感じられなくなる可能性があります。セロトニンは腸内で作られるので、食物繊維を摂って腸の蠕動運動が正常に動けば、精神や体の調子に影響を及ぼすことを少なくできるでしょう。健康残高が減る節約方法はいけません。

 節約は重要です。1万円の節約派給料が1万円増えるのとほぼ同じ意味を持ちます。給料が年に1、2度何十円から何百円しか時給が上がらない日本においては資産を増やす強力な武器になるのです。ただ、続けるためには、脳が喜ぶような節約をしなければなりません。

旅行で幸福度を上げる

 カナダは都市部から少し車を走らせるだけで雄大な自然と触れ合うことができます。キャンプ場でテントを張ってもひとつひとつが木々に囲まれていて、周囲を気にせず自然と一体になれるのです。

 週末や休暇をつかって、旅行になるべく行くようにしています。普段は福にも車にもお金を使いませんが、旅行にはケチケチせずに使います。楽しいですし、思い出になるのです。

 後から思い出しても幸せな気分になれます。旅行にいけば、思い出が増えて、幸福の資産が蓄積されるということです。

「見栄」を捨てる

 今でも多くの人が「見栄消費」にがんじがらめになっているように思えます。

 「みんなより良い物を持って自慢したい」などの気持ちで、ブランド品や高級品を買っていませんか。

 贅沢なライフスタイルに慣れてしまわないことも大切です。見栄が日常化してしまうと、人よりもいい物を身につけないと気が済まなくなります。年収が高くても、気づいたら貯金がほとんどないという人は少なくないのです。

 ブランド品は一切持っていませんが、デジタル機器はスマホもパソコンもすべて最新のものをそろえています。仕事のスピードが上がり、収入増につながっているのです。

 自分の消費行動がぶれていないかは1年に1回はチェックしましょう。

資産形成に特効薬はない

 毎月5万円を家族で積み上げて、S&P500に連動した投資信託を年利平均7%で運用したら、20年で2537万円、30年で5847万円、40年で1億2000万円を超えます。いつのまにか「億り人」は決して夢ではありません。

 けれど、1年で億の資産を築くなどの過剰広告がありますが、周りにそんな風に成功した人がいないように、資産形成に特効薬はないのです。

 お金と向き合わず、少しの勉強を疎かにすると、お金の不安に駆られ、残業でお金を増やそうとして、ストレスのあまり逆にお金を使ってしまったり、ギャンブルで大損したりして幸せから遠のいてしまいます。

 お金の知識を持つことで、節約、積み立て投資のサイクルが回せるようになり、日常生活におけるお金の不安が小さくなっているはずです。

 複利のことも、家や車の価値が購入時から下がっていくというような資産の考え方もあまり知られていません。仕組みを知れば得をすること、知らないために損をすることが世の中には多すぎます。

 無防備なままに生きていると、お金をひたすら使わされて、何ももらえない社会ともいえます。豊かに生きるための知識や方法論を吸収しやすい環境にあることは事実でしょう。

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