新・世界の常識

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 グローバル社会では知らないと恥をかくようなニュー・スタンダードがいくつもできています。

 昔から通用するルールが正しいと、小さい殻に閉じこもっていては、巡ってくるチャンスを世界中の競争相手に奪われていくばかりです。

 可能性が開けるステージへ踏み出してみましょう。

書籍情報

タイトル

ハーバード・ジュリアードを主席卒業した私が見てきた

新・世界の常識

~複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動

第1刷 2020年6月25日

発行者 青柳昌行

発行 (株)KADOKAWA

ブックデザイン 小口翔平、岩永香穂(tobufune)

本文DTP (有)エヴリシンク

校正 (有)あかえんぴつ

印刷 (株)暁印刷

ISBN978-4-04-604733-5

総ページ数 294p

著者

廣津留すみれ

 バイオリニスト。Smilee ERntertainment社 CEO。ファイナル・ファンタジーシリーズのサントラ録音など、ジャンルにこだわらず活躍しています。事業は音楽コンサルティングです。地元の公立高校からハーバード大学に進学し、首席で卒業した経歴を持ちます。

出版

KADOKAWA

装飾品をほめる

Image by Yana Miller from Pixabay

 コンプレックスを抱えているかもしれない容姿やスタイルを褒めても、鈍い反応が返ってくることがあると思います。「素直に喜べばいいのに」と年配の方はもらします。しかし、喜ばれる時代は終わりを迎えているのです。セクハラを疑われるかもしれません。

 複雑な事情が絡む「容姿」に触れずとも、人を褒める要素はたくさんあります。特に多いのは、衣服やコーディネート、アクセサリー、アクセサリー、髪型を褒めることです。

 センスや趣味に良い印象を持たれて嬉しくない人はいません。

 少し素敵だなと思うことがあれば伝えてみると、会話のきっかけにもなります。

キャパ管理

UnsplashMitchell Luoが撮影した写真

 残業することの意味を考えてみましょう。

 自分が見積もるキャパシティを超えて仕事を引き受けてしまった、終わりそうにない仕事を振り分ける人望や裁量権がなかった、時間内に終わらせる能力がなかった。こういう意味になります。

 残業を自慢・愚痴にする人に出会いますが、実力主義の文化で育った人からみると、「勤勉な人」ではなく「仕事量と時間と自分を把握できていない人」という認識です。

 グローバルな視点を頭に入れておくと、自分の労働スタイルを見直せるかもしれません。

実用性と思いやり

Image by Mehmet Turgut Kirkgoz from Pixabay

 「ドア文化」は日本で経験したことがなく衝撃的でした。

 ドアは一度開けてしまえば、支えるのにはあまり力は入りません。一度閉めてしまうと開けるのにエネルギーが必要になります。

 見知らぬ人であろうと仕事上のお客様であろうと、老若男女関係なくドアを支えることで「あなたのことを考えています」というメッセージが伝わります。

 日本のスーパーやオフィスでドアを閉める前に、後ろの人を確認してみてはいかがでしょうか。

プラスチックゴミ

Image by Hans from Pixabay

 日本はプラスチックの廃棄量が世界第2位です。1位である米国では、意識を変えようと政府・企業・個人が積極的に取り組んでいます。気づかないうちに米国内のプラスチック消費量は確実に減少しているのです。

 これは、世界的なマナーです。

 利便性だけを優先して、ペットボトルを購入、持ち歩くのは、海外とかなりの文化の差があります。細かいところで環境にも配慮できるようになると、世界の印象も更に良くなるでしょう。

あとがき

 パンデミックにより、世界中の人が生活変容しました。

 今まで常識だと思っていたものは、またたくまに変わっていきます。

 常識が形を変えたとしても、自分の軸さえ常にもっていれば、新しいものを受け入れて、人生に適応できるでしょう。

 早く世界に平和が訪れますように。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 ドア文化は、ちょっと考えて不便な部分も思い当たります。日本で行う場合には、介護などの限られた場面で使うと効果的かもしれません。コンビニなども、故障費用ケチって自動ドアにしないので、店員さんの何気ない気配りでウェルカムドアをしてあげたら、感動する人も多いのではないでしょうか。

 結構コンビニあるあるで、ドア支えてると「どっちどっち?」と戸惑うことがあります。譲り合いの攻防が発生してしまいスムーズに入店できないことが多々あるので、あまり積極的になりすぎない思いやりを心掛けてください。

 プラスチックゴミが大量に出ても、そんなに塩化ビニル、PP、ポリカ、PO、燃やしてもそんなに地球を害しません。何が問題かと言えばポイ捨てです。微生物が汎用プラスチックに適応するまでに何万年くらいかかるので、土に還らないと言われています。プラスチックゴミを食べた海王類の生物が、毒性を持ってしまったり病気になったりで生態系が崩れているのも、大きな問題にしたがります。

 ポイ捨てする人間は一生変わらないことがほとんどなので、結果プラスチックを減らすか、プラスチックがプランクトンで分解できるようにする必要があるかもしれません。

 マイボトルに冷えたジュースのみを販売する自販機が実現できるとして、20円くらいしか単価が安くできません。

 とあれば、ポイ捨てする人間が従わざるを得ないような、罰金制度が有効なのではないでしょうか。ポイ捨て1回につき1万円の罰金、見つけた方には1万円の1割1000円が支払われるとあれば、絶対に捨てないと思います。

 ゆうて、日本の道にゴミが落ちていません。観光どころ以外の道ではゴミだらけの都市が世界中に多々あるというのに、日本人のプラスチックゴミ廃棄量を持ち出してマナーうんぬんは、少し筋をズラしすぎてしまって誇張しすぎです。

 筋違いはあれども、世界の行いや変わっていく標準にハッとすることも多いのも事実です。本書で発見できることもあるのではないでしょうか。

 下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。

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