※読んだ本の一部を紹介します。
※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。
目次
はじめに
Instagramのマーケティング支援を行うSAKIYOMIという会社を運営しています。これまで、300以上のアカウントを支援し、400万以上のフォロワーを分析してきました。
節約・時短レシピ紹介、糖尿病の専門医、アウトドア系、美容系、ガス・電気・インターネットの切り替えを請け負う企業のアカウント等で、大きな効果が出ています。フォロワーの獲得、クラウドファンディングでの資金調達、アフィリエイト収入などの目的を達成しました。
効果的なInstagramマーケティングのために必要なのは、ちょっとした時間と1台のスマホ、あとは正しい知識だけです。ぜひ挑戦しましょう。
書籍情報
タイトル
平均4.2カ月で1万フォロワーを実現する
プロ目線のインスタ運用法
第1刷 2022年8月1日
発行者 小早川幸一郎
発売 (株)インプレス
印刷・製本 (株)シナノ
ISBN978-4-295-40712-6
総ページ数 181p
著者
石川侑輝
株式会社SAKIYOMI代表取締役社長。
2019年末からInstagram運用事業を開始しました。
出版
クロスメディア・パブリッシング
フォロワーが伸びない原因は2つ
フォローしてくれない原因
●プロフィール自体がよくない
●投稿内容とプロフィールに一貫性がない
アクセス数に対して、フォローしてくれる率は6~8%です。プロフィールアクセス数が悪くないのに、フォロワー転換率が6%を切っているようなら改善が必要だと考えましょう。
プロフィールがそもそも良くないというケースが考えられます。どこに問題があるのか思い当たる部分を改善してみて、結果を見て下さい。ABテストをして、いい方向に進んでいるようならその改善は有効です。
投稿を続けていると、プロフィールに設定したコンセプトとズレが生じている場合があります。コンセプトと各投稿にブレがないか、定期的に振り返る必要があるでしょう。
「インスタライブ」で一気にシグナルを稼ぐ
インスタライブのメリット
●フォロワーの滞在時間を稼げる
●インタラクティブ性が高い
●運営側からのインセンティブ
インスタライブでは、リアルタイムでコミュニケーションがとれます。その場で、質疑応答ができるので、「お悩み相談」のようなこともできるのです。時間内の中でコメントを読み上げたり、お礼をすることもできます。
ライブ中に立ち会えることがフォロワーにとって価値になっていくでしょう。
また、SNSの運営会社間では、「ユーザーの確保」目的のインフルエンサー定着競争があります。重要な機能を使う人にインセンティブを付与することもあるのです。
はっきりと定義されているわけではありませんが、急にアカウント数が増える前日にインスタライブをしていた、というケースはよくあります。
最も大事な「検証」と「改善」
指標の達成具合にかかわらず検証をすべきです。SNSを運用していく上で、とても大切なことになります。
検証を細かく考えすぎるとキリがありません。無理のない範囲で考えるようにしましょう。
アドバイスしている方法としては、各投稿のベスト5・ワースト5を比べる方法です。次に主観で自己採点する表を作ります。
自己採点が高得点なのに対し、投稿が下位なのであれば、自分の基準が間違っていることになるのです。
ユーザーがつい動いてしまう誘導方法
「ストーリーズ」「フィード投稿」「リール」などで、自分のアカウントをタグ付けを設定します。プロフィールへ誘導することができるでしょう。
URLリンクをはることで、外部サイトへ誘導することもできます。自分のホームページや、アフィリエイトリンクを掲載することができるのです。
プライミング効果を利用する
●メインメッセージを1つに絞る
●ユーザーがアクションを取るメリットを明記 「○○必見!」など
●アクションの動線を明記 「参考になったらGoodボタン」など
●情報量は出来る限り少なく 「タップしてプロフを読む」など
●キャラクター性をはっきりと表現 (サイトアイコンの表示など)
あとがき
SNSが流行し、時代の移り変わりを肌で感じています。
今までの「競争」の時代ではなく、「共創」の時代になりつつあるのだと考えているのです。
誰かのために価値を提供し、ノウハウを公開して、フォロワーすら共有する共作思考が、これからのビジネスを展開していくことを祈っています。
感想
サイト管理人
インスタはブログなどの投稿リンク機能や、アンドロイドと相性が悪すぎるので、運用することを諦めてしまいましたが、これだけフォロワーが見ていただけるメソッドなので、本気でやれば成果が出やすいのかもしれません。
どこに伸びない原因があるのかを探っていくという、評価習慣を付けようというのは参考になりました。人に伝える技術が注目されるなか、SNSをどのように運用しようか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。SNSの活用の仕方や考え方を提示してくれるとことで、運用を始めやすかったり、伸び悩やむ人の参考になると思います。
本書に書かれていることは、既にわかっていることで、復習かもしれません。けれども、読んで頭が整理されることで、前に進むことができるようになることもあります。
SNSの運用で悩んでいるのであれば、1つの指標として、この書籍を読んでみてはいかがでしょうか。
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