GAFA

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

書籍情報

タイトル

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

第1刷 2018年8月9日

発行者 駒橋憲一

発行 東洋経済新報社

ブックデザイン 橋爪朋世

プロモーション担当 笠間勝久

編集協力 川島睦保

DTP アイランドコレクション

本文イラスト カイル・スカロン

印刷 ベクトル印刷

製本 ナショナル製本

編集担当 桑原哲也

ISBN978-4-492-50302-7

総ページ数 416p

著者

スコット・ギャロウェイ

ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。ブランド戦略とデジタルマーケティングを教えています。連続起業家でもあります。

出版

東洋経済新報社

性器をターゲット

Image by Brandon Bolender from Pixabay

 成功するビジネスはどれも、脳、心、性器に訴えかけるものです。それに沿って戦略を練る必要があります。

 性器に訴えるブランドは繁盛します。切実な本能を刺激するからです。スポーツカーを買う男性は、16歳であろうと50歳であろうと脳が麻痺をしています。

 自分が良い稼ぎ手であるというシグナルを女に送ることは、自分との間の子どもは生き残る可能性が高いというメッセージになります。

 こうした意思決定によって、消費者と供給者は強制的な関係に陥るのです。出費という行為自体が好み、富、欲望を伝えるため、消費者どんどん金をだします。

 アップル製品を販売する若者たちは、アップル十字軍の歩兵とみなし、違う考え方をして世界を変えようとしています。何より自分がかっこよくなると思っているようです。

 アップル信者でないものにとって、アンドロイドなら高性能なものが99ドルで買えるのに、749ドルでiPhoneを買うのは合理的ではありません。次世代のiPhoneが発売されるのを待って店の前でひと晩を明かすようなことはしなかったでしょう。

 どのラグジュアリーブランドでもそうですが、アップルはiPhoneを持てばあなたのほうがライバルよりも優れてい見えます。というメッセージを残しているのです。エレガントで、頭良く、金持ちで、情熱的だと、他人から見られることに期待します。

データをどう使うか

Image by Firmbee from Pixabay

 グーグルは消費者が何を好むかについてのデータを、どこよりも多く集めることができます。秘匿されている個人にではなくても、特定の集団とつながることができるのです。

 ファイスブックは特定の活動と、特定の個人を結びつけることができます。商品を不特定多数の個人に向けて売り込むことができるのです。それに私たちが気持ち悪いと思わないのは、この情報を自分たちで公開しているからでしょう。

 アマゾンはあなたが好きなものを知っています。個人と買い物パターンと、その行動を結びつけることができるのです。

 アップルも10億人分の情報を持ち、アップルペイを使っていれば、どのメディアを使っているのかを知っています。独自のデータセットは、情報時代における金鉱であり油田です。

 データを集積する目的は、商品をもっとたくさん売ることに他なりません。

株と計画

Image by Jill Wellington from Pixabay

 給料だけで大金持ちになることはできません。資産を増やして富を築くには株が必要です。CEOとその会社の創業者の純資産を比べてみるとよいでしょう。

 人は自然に貯金するようにはできていません。収入が増えると、同じくらいの収入を得ている人たちとつきあうようになり、そこで目にするものが欲しくなります。あっという間にビジネスクラスに乗るのが当然になるでしょう。

 豊かさの定義は、不労所得が生活費を上回った状態をいいます。金融業界の友人の中には、7桁(ドル)の稼ぎがありながら豊かでない人がいるのです。あまり働くのをやめたときのことを考えていません。

 豊かな生活への計画には、収入以下の生活、そして収入を生む資産形成が必要です。

 豊かさはいくら稼ぐかよりも、きちんと計画を立てることで手に入ります。

セクシーな仕事に注意

Image by Markus Spiske from Pixabay

 人気業種の最先端企業には過激なほどの投資が集まります。しかし、人的資本の利益率は減少するでしょう。

 レストランの開業、映画の作成などが望みなら、その仕事で得られるのは心理的満足であると覚悟しておくべきです。競争は激烈ですぐにうしろから追いかけてくる実力のある若者にとって代わられます。

 誰もが憧れるホットな業界は、家賃を払うだけで精いっぱいになる可能性があるのです。キャリアも安定した将来もなく、天才と呼ばれることもありません。

 私はスムージーのバーや新しいファッション、音楽レーベルには投資しません。私が手を出したものの中で最も成功したのは調査会社です。

 頭の良い人が、病院のスケジューリングを向上させるパッケージ・ソフトウェアについての恐ろしく退屈な話をしながら興奮していたら、そこに金の匂いを感じます。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 スコット・ギャロウェイの名著です。ビジネス書としてあまりにも有名なものを読んでみました。

 クーリエで掲載されている記事を読むと、斜め上から説得力のある経済論を展開してくれているので、楽しく新しい発見に出会えます。本書はそのスコット節を楽しめるベストセラーです。

 好きなことで稼ぎたい、華やかな世界で活躍したいと思っている若者に読んでもらいたい1冊となってます。これが現実です。華やかな舞台に立てても、そこに豊かさは望めないかもしれません。

 豊かになる方法と主要ビジネスが書かれています。今後に役立てるのではないのでしょうか。

 下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。

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