仕事の心理学 超入門/監修:宮本聡介

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

書籍情報

タイトル

60分でわかる!

仕事の心理学 超入門

発刊 2025年6月28日

ISBN 978-4-297-14929-1

総ページ数 175p

書評サイト LIFEHACKER

出版社リンク 技術評論社

監修

宮本聡介

明治学院大学心理学部心理学科教授。心理学博士。
社会心理学、社会的認知を専門とする。

出版

技術評論社

もくじ

  • はじめに
  • Part1 脳のクセを知ると、行動の理由がわかる! 認知バイアスに気づく
    • 001 自分の力を過信する人が9割  ポジティブ・イリュージョン
    • 002 私の失敗は、私のせいじゃない!?  セルフ・サービング・バイアス
    • 003 自分の考えに沿う情報しか、耳に入らない マイサイドバイアス・
    • 004「やっぱりね!」と、自説への確信を深める 確証バイアス
    • 005 自分こそ客観的と、誰もが信じている ナイーブ・リアリズム
    • 006 反証を突きつけられると、かえって持論にこだわる バックファイア効果
    • 007 知識を過信し、複雑な問題に対処できない 知識の錯覚効果
    • 008 誰かの行動の原因を、つねに性格に求める 対応バイアス
    • 009 相手の行動を「わざとだ!」 と思い込む 敵意帰属バイアス
    • 010 「あの人よりまし」 と思えば、 心を守れる 社会的比較過程理論
    • 011 得られるものの価値より、 失うものの大きさがこわい 現状維持バイアス
    • 012 実際にはなかったことを事実と思い込む フォルス・メモリ
    • 013 自分の言動のつじつまを、無理やりあわせる 認知的不協和
    • 014 同じ組織の人、 自分と似た人は優秀に見える内 集団バイアス
    • 015 SNSでは、似た意見しか目に入らない  エコーチェンバー
    • 016 バイアスの気にしすぎで、客観的に判断できない バイアスの過剰修正
    • Column いい人材が採れないのは、面接バイアスのせい?
  • Part2 やる気もストレスも、自分でマネジメントできる セルフコントロール力を高める
    • 017 「やる力」 「やらないカ」「望む力」で行動が決まる セルフコントロール
    • 018 成功者の本を読むだけで、やる気が出る 目標伝染
    • 019 挫折の理由は意志ではなく、 目標設定 目標設定理論
    • 020 自分の考えや行動を俯瞰し、クセに気づく メタ認知
    • 021 やり慣れた仕事ほど、なぜか締め切りに遅れる 計画錯誤
    • 022 固定観念のせいで、クリエイティブに考えられない 機能的固着
    • 023 大事な意思決定にも、感情や体調が大きく影響 ソマティック・マーカー仮説
    • 024 机に向かってるのに、仕事が進まないのはなぜ?  マインドワンダリング
    • 025 一定の条件が揃えば、 あなたもゾーンに入れる! フロー理論
    • 026 最高のアイディアを出すには、頭を1回休ませる 孵化効果
    • 027 業務に集中したいなら、 メール通知は切っておく 選択的注意
    • 028 マルチタスクもクリエイティブ思考の妨げに 認知負荷
    • 029 過去や未来でなく、 「いま、ここ」に集中を マインドフルネス
    • 030 ストレスに強い人、弱い人の違いはどこにある? コーピング
    • 031 ストレスに負けず、しなやかに立ち上がる!  レジリエンス
    • Column セルフコントロール力で幸せになる!
  • Part3 人間関係がよくなり、成果が上がる! コミュニケーションに強くなる
    • 032 人の印象は、会話の最初と最後で決まる  初頭効果 & 親近効果
    • 033 何度も顔をあわせれば、それだけで好感度アップ  ザイアンス効果
    • 034 出身地や趣味が同じだと、 心の距離が縮まる 類似性効果
    • 035 本気で好意をもてば、 好意が返ってくる 好意の返報性
    • 036 しぐさを自然とあわせると、 好意をもたれる ミラーリング
    • 037 社交的っぽく振る舞えば、 社交的な人になれる 自己呈示の内在化
    • 038 楽しい気分のときは、相手がいい人に見える 気分一致効果
    • 039 人種や性別への偏見は誰もがもっている ステレオタイプ化
    • 040 共感力は、いまからでも伸ばせる!  メンタライジング
    • 041 人の気持ちの理解には、IQと違う知能が必要  EI(感情知能)
    • 042 怒りっぽさの個人差は、 どこからくるの?  感情制御
    • 043 マウンティングしてくる人は、自信のない人 主張的自己呈示
    • 044 積極的な聞き役となり、相手の思いを引き出す アクティブ・リスニング
    • 045 相手の立場を理解しつつ、 思いを率直に伝える アサーション
    • 046 小さな依頼から始め、大きな取引へ フットインザドアテクニック
    • 047 相手がよく知らない領域では、イメージ中心の説得を 精緻化見込みモデル
    • Column Z世代への指導では、“仕事の意味” を重視して
  • Part4 結果の出せるチームをつくる! 部下指導にも悩まない マネジメント力を高める
    • 048 「業績アップ」「関係構築」 のバランスを考えて リーダーシップ理
    • 049 いまどきのリーダーは、支配型でなく奉仕型  サーバント・リーダーシップ
    • 050 マネジメントは、上下と部下の双方向で 相互期待
    • 051 内側からのやる気と報酬、 どっちも大事 動機づけ
    • 052 期待をかけた部下や後輩は、必ず伸びる!  ピグマリオン効果
    • 053 成長マインドセットをもつ人は、伸びしろが大きい マインドセット
    • 054 業績だけでなく、成長のための目標も必要 パフォーマンス目標 & マスタリー目標
    • 055 やらされ感がなく、熱中できる社員を育てる エンゲージメント
    • 056 失敗を恐れる部下には、まず成功体験を セルフ・エフィカシー
    • 057 ものを言えない職場は、 生産性が落ちていく 心理的安全性
    • 058 皆が頑張っているとき、誰かが手を抜いている 社会的手抜き
    • 059 優秀なメンバーなのに、満場一致で道を誤る グループシンク
    • 060 「ムダにしたくない」からやめられない サンクコスト効果
    • 061 経験のある人ほど、リスクを過小評価する ベテランバイアス
    • 062 日本企業はなぜ中途にやさしくないのか 暗黙知と形式知
    • Column リモートワークでは、部下との心理的距離を意識して
  • Part5 消費者心理を知り、売れる製品&サービスにつなげる マーケティングに強くなる
    • 063 カレーのCMを見ると、 カレーが食べたくなる プライミング効果
    • 064 買わせるだけじゃない。 プラスの効果に注目! サブリミナル効果
    • 065 見せかた ”で行動を変えられる!  ナッジ
    • 066 いますぐ手に入らないと、魅力を失う  双極割引
    • 067 損失のリスクはこわくない。 でも、儲けは手堅く!!  プロスペクト理論
    • 068 国産家電のほうが品質がよく見える 代表性 ヒューリスティック
    • 069 見たことのある商品は、 それだけで好印象 再認ヒューリスティック
    • 070 SNSで見ただけで、 人気商品と思い込む 利用可能性ヒューリスティック
    • 071 品数が多すぎると、迷って何も買わない 決定回避の法則
    • 072 買い物では、 最初に見た値段が判断基準に アンカリング効果
    • 073 言いかたを変えれば印象は変わる! フレーミング効果
    • 074 わかりやすさが好印象をつくる 処理流暢性効果
    • 075 ブランドの価値は、味のよさを上回る ペプシパラドックス
    • 076 効くと思えば、ビタミン剤だって効く プラセボ効果
    • 077 バズっている商品は、 自分もほしくなる AISASモデル

書籍紹介

 この本は、職場での人間関係やモチベーションの管理、ストレスとの向き合い方など、仕事の現場で直面するさまざまな課題を心理学の視点から分かりやすく解説しています。専門的な知識がなくても読みやすく、初心者でもすぐに実践できる内容が魅力です。

 本書は、心理学の基本的な理論や概念を、実際の仕事のシーンに落とし込んで説明しています。例えば、部下や同僚とのコミュニケーションを円滑にする方法や、プレッシャーの中で冷静な判断を下すための心の整え方など、日常の業務で役立つ具体的なテクニックが詰まっています。宮本さんの監修のもと、複雑な心理学の理論が簡潔にまとめられており、忙しいビジネスパーソンでもサクサク読み進められる構成になっています。

 また、モチベーションがどのように生まれ、どのように維持されるのか、心理学の観点から丁寧に紐解かれています。自分自身のモチベーションを高める方法はもちろん、チームメンバーを鼓舞するためのヒントも多く、管理的立場にある人にも参考になる内容です。また、ストレスや職場での対人関係の悩みに対処するための実践的なアドバイスも豊富で、すぐに試してみたくなるアイデアが満載です。

 心理学に馴染みのない人でも気軽に手に取れるよう、堅苦しい表現を避け、親しみやすい言葉で書かれています。仕事で成果を上げたい、職場の人間関係を改善したい、ストレスを上手にコントロールしたいと考えている方にぴったりの一冊です。

試し読み

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

やり慣れた仕事ほど、なぜか締め切りに送れる

 人は目的達成に必要な時間を短く見積もる癖があります。過去の失敗の経験もいかされず、何度も失敗してしまうこともあるでしょう。

 楽観バイアスは一般に楽観的なものとなりがちです。楽観度が高いと実現不可能な計画を立ててしまいます。

 タスクを1つ1つの工程に分解し、過去に要した時間を足しすことで実現可能な計画を立てられます。しかし、普通の人であれば、その工程を怠ります。

 得意な仕事や慣れた仕事であるほど、楽観バイアスは強まり見通しを甘くしてしまいます。自己肯定感が低い人は、計画を先延ばしにしてしまう心理が働きます。先延ばしにしてしまえば、さらに自己肯定感が下がってしまうでしょう。ダメもとで手をつけることも大切になってきます。

購入リンク

created by Rinker
¥1,540 (2025/08/29 08:28:43時点 楽天市場調べ-詳細)

amazon

電子

amazon

(Visited 6 times, 1 visits today)
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です