アンチ・サボタージュ・マニュアル

※ 毎朝、5分以内で読める書籍の紹介記事を公開します。

※そのままの文章ではありませんが、試し読みする感覚でお楽しみください。

はじめに

 1944年1月、第一次世界大戦の最中、現CIAの前身である米国戦略諜報局は、たぐい稀な機密文書を発行しました。ウィリアム・J・ドノバン長官(ワイルド・ビル)の命令を受け、OSS工作員は、ヨーロッパのレジスタンスに参加するメンバーを組織し、サボタージュ戦術の訓練をしたのです。同盟軍の支援者たちにこっそりと配られた「サボタージュ・マニュアル」には、敵に気づかれることなく組織を混乱させる方法が簡単に書かれています。

 できるだけ頻繁に延々と逸話話をはなせ、なるべき無関係な問題を持ち出せ、議事録や会議などの細かい言い回しをめぐって議論せよ。そんなようなことが書かれています。

 社内でも、サボタージュ・マニュアルのようなことが、起こってはいないでしょうか。

 企業生命やグループ行動として称賛に値する側面が、突然変異し、行き過ぎた行為となっている場合があります。

 社内でサボタージュが進行中であろうと、なかろうと、本来あるべき生産的なものとする方法を示していきたいです。

称書籍情報

タイトル

アンチ・サボタージュ・マニュアル 職場防衛篇

組織を破壊から守る9の戦術

第1刷 2018年1月10日

監訳者 越智啓太

訳者 国重浩一

発行 (株)北大路書房

印刷・製本 創栄図書印刷(株)

ISBN978-4-7628-3003-7

総ページ数 203p

著者

R.M.ガルフォード

B.フリッシュ

C.グリーン

出版

北大路書房

グループにおけるサボタージュ

UnsplashJulien Backhausが撮影した写真

 フォローアップ会話は、グループの間で風通しをよくするものであり、健全なことです。

 ただし、延々と続く会話は演説となりサボタージュに変わります。

 グループレベルでのサボタージュは、解決すべき問題があるときに生じやすいです。全員が自分の理論をもっていて、専門家となります。副次的な会話は収拾がつかない状態つかない状態になり、自分たちの関心や意見を表明する適切なガイドラインが提供されません。

 なんといっても、議論後の議論が大変多いと思います。小さな食事処で、グループで作業することがあれば作業スペースで、また別のミーティングが行われることはないでしょうか。これが、演説によるサボタージュなのです。

「駐車スペース」を用意する

UnsplashPossessed Photographyが撮影した写真

 無関係な問題をいったん留保しておく、無関係な主張を述べる場を別に用意する方法があります。

 「次の会議で取り上げましょう」と誘導し、無関係な問題によるサボタージュをうっかり起こしてしまった人間の顔を立てることができるのです。彼らの思いは尊重されつつ、適切な場で公表するように勧めることができます。

 忘れてはならないのは、駐車スペースに仮置きしたものを、必ずフォローしなければなりません。無視されたとなっては、その人物が憤怒して良い影響が将来に生まれません。

 保留したものを解消せずにいると、意図的なサボタージュ工作員に対処しなければならくなるでしょう。

事実を要求する

 過度の用心深さは闇に潜んでいます。事実は、それを照らし出す懐中電灯になるのです。

 もし事実が提供されない場合は、過度な用心深さに直面しています。

 人の用心深さとは、感情的な反応を基盤にしていることが多いです。

 誰かが「かもしれない」といった可能性を提起したとします。そのときに何が問題なのかを考える必要があるのです。

 誰かが寝ている間に熊に襲われるかもしれない。といったら、脅威となるのは熊です。事実のものなのか、リスクは高いのか?事実は判断の材料になります。

 このことは、科学的なことでもありません。現場で十分に実施されているようなことでもないのです。

自信の欠如

※AI画像作成

 「それは我々の仕事じゃない」と疑問が生じるのは、自信が持てないという原因からきている場合が多いです。

 責任を取りたくないという従業員は、臆病で自分の専門性を疑っています。決断を下すのに十分な経験や影響力がないと心配しているのです。

 臆病になっている人が考えすぎているようなら、先に進むための明確な方針や行う作業を促すことによって、「我々の仕事じゃない」と仕事を先延ばしにするサボタージュを阻止することができるでしょう。

 過去に𠮟責を受けて自信がない場合は、その人物に実際に何が起こったのかを理解する必要があります。そのうえで現状がいかに異なるかを説明しなければなりません。

感想

サイト管理人

サイト管理人

 難しい本でもなく、すぐには取り掛かれないような経営ベースのお話ではありません。

 現場で起きていそうな問題に、今すぐ取り組めるような簡単なものでした。

 内容は良いほうへ向かう方法を教えるものではなく、悪い方向に傾きそうなことを防止する方法を教えるものです。コンサルティングやスジが良い悪いを教える書籍より、素直にオススメできる本です。

 下にリンクを貼っておきますので、本書の購入を検討してみて下さい。

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